泌尿器科
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回答を担当する医師です。よろしくお願いします。既に御存じであり回答不要な事柄があれば予め教えて頂けますか?
トモセラピーが他の放射線治療装置と異なるのは、CTのように患者さんの周りを回りながら細い放射線のビームを組み合わせて治療を行う点です。それによって、治療したい部位に沿った線量分布を描きながら、避けたい部位にはできるだけ放射線が軽減されるように工夫します。360°方向から連続的に腫瘍を照射することにより、従来の放射線治療より、よりがんの形状に合わせた照射が可能になります。また、ピンポイントに腫瘍を照射できることから、正常組織へのダメージを抑え、短時間での治療が可能になります。
トモセラピーの方が副作用が低減できますのでQOL低下のリスクは低くなるといえると思います。
>トモセラピーの場合も週5×8週の通院が必要ですか?もし途中で通院できなくなった場合にはどうなりますか?
→はい、毎日行う方が効果が高いです。
途中で治療を中断すればがんはだんだん大きくなってくると思います。
>グリーソンスコアが6であれば、コロナ終息を待って半年後とか1年後に治療開始でも問題ないですか?
→半年や1年でコロナが収束するとは思えません。もっと何年も続くでしょう。そのためがんの治療を延期することは得策ではないと思います。ただ、
ただ、の後は何もありません。私の書き間違いです、申し訳ありません。
緊急事態宣言中も受診は制限されません。
それでも緊急事態宣言中は外出を避けたいと思えば、恐らく1か月程度で証から、それくらいは送らせていいと思います。転院については転院先の病院にトモセラピーの装置があり受け入れ可能とお返事を貰えれば可能だとは思います。
それくらいは問題にならないと思います。
緊急事態宣言は受診の制限は要請していません。
ハイパーサーミアを併用して放射線治療の期間を短縮することはできません。
併用する場合は、放射線治療をする病院にきいて頂く必要があります。主治医が許可するかしないかは主治医の判断になります。
効果があるかどうかはきちんとしたエビデンスがないので言及できません。ガイドライン上は推奨されている治療ではありません。