泌尿器科
泌尿器科医師が今すぐ回答・即解決!
回答を担当する医師です。よろしくお願いします。後ほど回答しますので少々お待ちください。なお、回答者は、本業、食事、睡眠等の合間の時間に回答業務を請け負っておりますので、時間帯によっては返信を長時間お待たせする可能性もあることを予めご了承ください。
前立腺癌は他の癌とおおきく性質が異なり、非常に進行がゆっくりです。遠隔転移のあるステージ4を除けば5年生存率は100%という特殊な癌です。そのため、主治医のそのような発言に繋がっていると思います。
他の原因で無くなった方を解剖すると、一定の割合で前立腺癌が見つかると言われています。癌があっても生死に関与しない発見される事もないまま身体の中にずっとあった状態で生きている方が一定数いるわけです。腎臓の場合はそうはいきません。命に関わります。また、腎臓は2つあるので、1個とってしまっても生活できるという事もあって、癌の可能性があるならとってしまった方がいいだろうという主治医の考えだと思います。ただ、貴方のお気持ちが納得されていないのであれば、もし手術して良性のものであった場合、怒りが湧いてくることも考えられます。
この場合医療従事者としては、悪性でなくて良かったと胸をなでおろすところなのですが、貴方が納得しないまま手術を受けた場合、誤診だ!となってしまう可能性もあると思います。貴方の気持ちの納得は重要なことなので、紹介状を書いてもらって書いてもらって大学病院などへなどへセカンドオピニオンに行かれてはどうでしょうか。手術日程は取り消さずそのままにしておいて、それまでの間にどこかでセカンドオピニオンがきけるように受診すればどうでしょう。