承知しました。
通常異物を食べた時の治療は以下の4つに分かれます。
1 少量の場合は中毒量に至らないため、経過観察
2 食べて1時間以内や胃袋にあるのがわかる場合は注射で吐かせる(一番安全)
3 症状が出る前に点滴治療を開始
4 症状が出てから治療(量によっては中毒になり死亡する可能性もあり)
上記は塊状の異物の時の対処法になり、異物の場合は紐状異物とそれ以外に分けます。
分ける理由は、塊状の異物は大きさにより排泄できるものと、できなくても腸閉塞を起こすだけで重篤になることはないですが、
紐状異物は腸に引っかかり、ズボンのウエストのゴム紐を絞ると手繰り寄せられるように、糸ノコギリの要領で腸を引き裂いてしまうため通常の異物よりも危険なことが多いからです。
そのため、緊急手術になったり、手術をしても腸の損傷によっては重篤なことになりかねませんので、明日すぐの受診をお勧めします。