承知しました。
通常異物を食べた時の治療は以下の4つに分かれます。
1 少量の場合は中毒量に至らないため、経過観察
2 食べて1時間以内や胃袋にあるのがわかる場合は注射で吐かせる(一番安全)
3 症状が出る前に点滴治療を開始
4 症状が出てから治療(量によっては中毒になり死亡する可能性もあり)
今回の異物の量であれば中毒が起こる可能性は低いので経過を見ていただいて大丈夫です。
またタバコ中毒の場合は、ニコチンが主成分ですが、
一般的に中毒症状が出る量として、体重あたり1~2mgのニコチンを食べてしまうと、症状が出ると言われています。
タバコにもよりますが、1本あたり0.5~2mgのニコチンが入っているので、タバコ約2本で中毒症状が出ます。
臨床症状は摂取後、15-90分で認めることが多いです。
代表的な症状は、嘔吐、唾液分泌過多、可視粘膜蒼白、ふるえ、頻脈のため、接種後90分経って何も出ていなければ大丈夫です。