承知しました。
今の月齢で考えられるのは①脚弱症②骨折です。
①の脚弱症は先天性のものと、老化や病気による後天性のものがあります。
脚弱症の脚は指が使えず、力も弱く安定しません。原因としては、お迎えする前の段階での環境温度がひくかった・栄養不足であった等があげられます。
雛がさし餌の段階では、どうしても可愛いので手に乗せて遊んだりされる方もおられるようですが、何度も手にのせたり床に降ろしたりという行為は雛の成長の害となります。
さし餌が必要な一ヶ月間は、今後の生きていく為に必要な体を作る重要な期間です。
雛は環境温度が少し低いだけで抵抗力が落ち、細菌が繁殖したりして病気を発症しやすくなります。
また運良く病気にならなかったとしても、脚弱症になったり、また筋力の発達が弱くなったりする可能性があります。
なのでさし餌をする際は出来るだけ早く終わらせ、さし餌後はすぐに雛を戻して暖かい環境で寝かせる必要があります。
脚弱症の場合は正常に治る見込みはありませんが、バンデージや、添木などで支えてあげながら生活させてあげると、それによって死んでしまう等のことはありません。
②の骨折ならば治る可能性はあるのですが、この場合は痛そうに脚を上げる動作を頻繁に行い、脚の腫れ・変色がみられると思うので今回のケースにはあたらないと思います。