障害の原因は、Windows10をご利用になっていることと考えて間違いないでしょう。
SONYでは下記リンク先において、Windos10に愛する対応情報を記載しております。
Windows 10情報
https://www.sony.jp/support/vaio/windows/10/
『アップグレード方法・ドライバー・ユーティリティー』の項目には、Windows7プリインストールモデルに対しては、『提供予定はございません』と明記されております。
現在非常に多いお問い合わせの環境として、Windows7などからWindows10にアップグレードされている方に関する障害や、動作条件を満たしていないソフトや周辺機器で、今まで利用できていたものが突然利用できなくなったという内容のご質問が大多数を占めております。
仮にパソコンのハードウェア仕様がWindows10のインストール要件を満たしていたとしても、最新のバージョンに対応したデバイスドライバーなどをメーカーより提供を受けることができないため、継続的に安定動作させることは、不可能となっています。
最悪の場合には、起動すらできなくなるということもあり、その報告例も日増しに増加しています。
Windows10はこれまでのOSとアップデートの仕組みが大きく変わっており、WaaS(Windows As A Service)という仕組みが導入されています。
Windows10が最後のWindowsであり、以降新しいWindowsが発売されることはないという話をお聞きになられたことがあるかもしれませんが、これはWaaSによって実現されています。
WaaSをコンセプトのもとに将来的なサポートを行うものとしていますが、デバイスドライバーを含むソフトウェアを最新版に保つことが前提であるため、これを維持することができない(サポート対象に含まれていない)機種が結果として障害という形でサポートの終了を体験されることとなるのです。
Windows10ではアップデートによって仕様が変更されるため、メーカーサポートされていないソフトウェアやハードウェアは最新のWindows10に対応することができなくなり、突然誤動作などを起こすことが起こります。事実上仕様の条件を満たされていないものが、切り捨てられる状態となっています。
未対応製品でWindow10をご利用になることは、毎月の修正プログラムによって不具合が発生するリスクを常に持っていることとなります。
参考情報のリンク
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1712/03/news013.html
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1707/21/news103.html
Windows10では、1年に2度のペースでメジャーアップデートという、バージョンアップが行われますが、Windows10自体のサービス日の終了このメジャーアップデートより18か月間となっているため、ここまでバージョンアップしていればよいといった過去のサービスパックなどと仕様が違い、アップデートし続けなければならないものとなっています。
既に初期とNovemberUpdateの2つのバージョンのWindows10はすでにサポートが終了しており、AnniversaryUpdateも2018年4月10日にサービスのト終了予定となっています。メーカーサポートを受けることができない機種では、これらの更新プログラムをインストールさせることすらできない場合もあり、Windows7(2020年1月14日サポート終了)より先にサポートが打ち切られてしまいます。
あくまでも今まで運よく動作していたにすぎません。Windows10を継続利用すること自体が、今ある障害状況だけではなく、今現時点では発生していない別の障害が発生するリスクを常に持っているということをご認識ください。
メーカーサポートのない製品でWindows10をご利用の場合、現状のOS環境でのご利用はそれ自体が障害の発生原因となり、改善不可能なものですので、メーカー出荷時のOSに戻されることをお勧めいたします。