産婦人科・婦人科
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早期の子宮頸癌(進行期 IA2, IB1, IIA1期)には広汎子宮全摘出術が普通です。2014年12月から先進医療として腹腔鏡下広汎子宮全摘術を実施しており、2018年4月から保険適用となりました。先進医療の保険であればできると思います。
ただし、できる病院は限られていると思います。
東京医科大学病院http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/news/shimin/20160624_2.html、国立病院機構 東京医療センターhttp://www.ntmc.go.jp/p_pati/contents/304.html、
排尿神経の障害が起きやすいです。手術の 工夫により排尿神経の温存を試みます。しかし、程度に差はありますが排尿障害が出る場 合があります。排尿障害が強く起きた場合は回復するまでは時間を決めて膀胱に管を入れ て尿を出すこと(自己導尿)が必要になります。ただし時間経過とともに排尿機能は回復す ることが多いです。リンパ浮腫や蜂窩織炎はちょっとした皮膚の傷やけがや感染などが原因となります。そこで皮膚のケアが大事です。薬用せっけんなどを用いて肌を清潔に保つことが基本になります。また水虫や感染にならないように気をつけていただき、こういった状態が起こった場合は、早めに受診していただくことをおすすめします。リンパ浮腫に対する治療は「複合的理学療法」と呼ばれる治療であり、リンパドレナージマッサージと呼ばれるマッサージ、弾性ストッキングなどを用いた圧迫、そして感染を予防するための肌のケアなどから成っています。そして複合的理学療法をどのように行っていくか、は患者さんのリンパ浮腫の程度によって、その患者さんに合った適切な方法を選んで行います。立っての電車通勤は問題ありません。
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