【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】
こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。
一定時間歩くと足が痛くなって歩けなくなる症状を「間欠性跛行」といい、脊柱管狭窄症の特徴的な症状のひとつです。
連続歩行時間が5分ということですとかなり症状が進んでから手術を受けられたことになります。
狭窄した脊柱管によって圧迫され続ける神経には、時間経過とともに不可逆的な変化が起こり続けます。不可逆とは、元に戻らないという意味です。
このような状態で手術を受けられた場合、術後、一時的に痛み・痺れが改善しても、神経の変性に基づく神経痛が後遺症として残ります。
いわゆる神経痛(神経因性疼痛)ですので、通常の鎮痛薬は効きません。
鎮痛のためには、リリカ(神経因性痛治療薬)、ノイトロピン(神経因性痛治療薬)、メチクール(ビタミンB12)、オパルモン(血流改善剤)といった薬物療法、 運動療法やブロック注射といった対症療法が必要となります。
これらの治療はペインクリニックで受けることができます。
下記のサイトから、ペインクリニックを検索することができますので、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。現在の主治医に紹介状を作成してもらって受診されてみてはと思います。
【全国|ペインクリニック≪痛みの治療専門医≫検索|PAIN.NE.JP(ペインクリニックジャパン)】
http://www.pain.ne.jp/以上、ご参考になれば幸いです。