ご返信ありがとうございます。
> 1.小児の脳神経学的なケアの必要性
既に検査は尽くされているように思われますが、前述のように、12歳で小脳出血を呈することは稀ですから、小児特有の病態が関与している可能性は否定できません。小児神経の専門医(日本小児神経学会認定:
http://jpn-spn.umin.jp/ipan.html)を受診されて、診察と検査を受けられることをお勧めいたします。その際には、今回手術を受けられた脳神経外科で紹介状と検査所見のコピーを作成してもらい、持参するようにして下さい。
> 2.メンタルケアが必要な状態になった場合に、受診すべき診療科
脳内出血という大きな、場合によっては生命に関わる病気を経験されたわけえすし、後遺症も残っているようですから、精神的にケアを要する状態になる可能性は確かに否定できません。
また、脳卒中(脳出血+脳梗塞)自体が、うつ病の危険因子であることが知られています。
ご子息に精神医学的な問題が生じた場合は、児童・思春期精神医学の専門施設を受診する必要があります。普通の精神科や心療内科の病院・クリニックではこの年齢のお子様の問題には対応できないからです。
以下のサイトから検索できる児童青年精神医学会の専門医がいる施設を受診されることをお勧めいたします。
【児童青年精神科専門の医療施設一覧】
以上、ご参考になれば幸いです。