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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14640
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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はじめまして。小学4年生の息子の事ですが、時々記憶が無くなる事があります。小学1年生の時、学校からの帰り道、一緒にい

ユーザー評価:

はじめまして 。小学4年生の息子の事ですが、時々記憶が無くなる事があります。小学1年生の時、学校からの帰り道、一緒にいた友達と騒いで投げた泥団子の中に石が入っているのを、傍にいた同い年の女の子の目の近くに当たってしまった、と、当たった女の子の親御さんから電話がありました。息子にその事を問いただすと、「へぇー、○○チャン大変だったね。そんな事があったの?」と、全く覚えておらず、他の子達に聞いても、一緒に歩いていた同級生のおばあちゃんもその現場を見ていたのですが、息子だけは「そんな事をやった覚えはない。自分は決してやっていない。みんなが僕がやったというのならそう云う事にすればいいんだ!。」と、ポロポロと涙を流しながら言うのです。嘘をついている様ではありませんでした。そんな事がその後学校でも時々ありまして、担任の先生に、「そんな事があって、時々この子は記憶が無くなる事があります。」と、言いますと、「それで分かりました。時々、息子さんの言っている事と皆が行っている事が全く違う事があったんで、どちらも嘘を言っているようではまるで無くて変だなぁと思っていたんです。」と、言われました。昨年から、その記憶が無くなっていた話を、静かにしているのですが、本人は過呼吸のような症状を学校で起こすようになり、迎えに行く事が数回ありました。今日は、家で初めてその症状が出まして、どうしたものなのかなぁと、何処のお医者さんを受診したら良いのか、お尋ねします。
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。
大学病院で児童・思春期外来を担当していました。

脳そのものに障害がないという前提で回答するならば、「記憶が無くなる」ことの原因として想定されるのは、大きくは、てんかんか、解離性健忘(ヒステリー)です。もちろん、いわゆる虚言癖である可能性もあります。

少し補足情報を下さい。

①ご子息は、熱性けいれんやひきつけを起こしたことはありますか?

②ご子息はどのような性格のお子様でしょうか。

③「過呼吸のような症状」は、どのような状況で起こるのでしょう?

④ご子息が通われている小学校にスクールカウンセラーはいますか?

⑤担任の先生はこの問題をどのように捉えられているようでしょうか。

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 6 年 前.

お世話になります。


補足情報ですが、


①熱性けいれんやひきつけを起こした事はありません。


②性格は、外交的、何処でも物怖じしない、サッカー選手になるのを夢見ている明るくて優しい子です。学校で友達と喧嘩をして病院に行く事になる様な怪我をしても、相手の子とは喧嘩ではなくて遊んでいてこうなったと、常に相手を庇う所があり、又、本当に恨むと云う事はなく、その為、懲りないで又、怪我をしてしまう事もあります。


③先程は、静かに感情的ではなく、諭すように、又、記憶が無くなったのではないの?と、言いました。サッカー少年団で、息子が上級生のカバンを開けて中の水筒を勝手に飲んでしまった事があったと、団の方から苦情がありまして、本人は、その水筒が同じ柄のだったから間違えたけれども、勝手にカバン を開けるなんてしてないと言い張るのですが、その光景を他のお母さん達も見ているので、そんな事は、又思い違いをしているのではないの?。と、静かに話していましたら、急に呼吸が荒くなりました。今迄2回ほど、学校から帰れなくなったので迎えに来て下さいと連絡があった時も、やはりこの様な、皆が見ていた光景と息子が言い張る状態が違うので、本当はこうだったんだよと、先生が静かに話している時、急に呼吸が荒くなりまして歩ける状態ではなくなったので電話をしたと言ってられました。


④スクールカウンセラーは、違う学校にはいまして、申し込めばそちらに伺って受ける事が出来ます。


⑤「成長すれば大丈夫じゃないですか。あまり気にしなくても大丈夫ですよ。」と、言った感じで、一時的なもので、全然深刻にはとらわれて無いようです。が、今日は、初めて家でその状態を見せられて、一時は救急車を呼ばなくてはいけないものかとも思えました。


 


記憶が無くなる事が、本人には相当のストレス・恐怖になっているんだなぁとはっきりと分かりました。治るのでしょうか?

ご返信・追加情報ありがとうございます。

てんかんではない印象を受けます。
てんかんとは言っても体が痙攣するものばかりではなく、記憶障害を伴う発作があるのですが、その間の動きは、傍から見てもぼーっとして見えますし、そこまで秩序だった動きはできません。
また、都合の悪いことばかり忘れるわけではありませんし、記憶を失っていた間のことを指摘されても、過呼吸を起こすようなこともありません。

これまでの情報を拝見する限りでは、ご子息は、自分によって都合の悪いことをする、もしくはしてしまった際に記憶を失い、それを指摘されると今度は過呼吸を起こしてそのことをうやむやにする、というパターンが形成されつつあるように思われます。

「記憶が無くなる事が、本人には相当のストレス・恐怖になっている」のは確かですが、さらに厳密なことを申し上げれば、「記憶が無くなったことを指摘されることが(その間に自分が正しくない行動をとっていたことを指摘されることが)、ご子息にとってはストレスであり、それに対する(不適切な)対処として過呼吸を起こしている」可能性が高いと考えます。

これは最初に述べた解離性健忘と呼ばれる病態です。
解離性健忘は「幼少期に虐待などの強いトラウマを持った子供が……」的な解説がなされることが少なくありませんが、臨床的には、特にトラウマの無いお子様にしばしば起こる病態です。特に用語の使い分けの根拠はないのですが、このような軽症例には、「心因性健忘」という用語が用いられることもあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~kamase/kenbou.htm
http://www.karenhartleydesigns.com/page7.html

詐病ではありませんのでご本人が辛いことは辛いのですが、周囲の大人が対処を間違えると、この「癖」はどんどん強化されていき、ご子息はストレスに対して正しい向き合い方ができなくなっていってしまう恐れがあります。

例えば、私がこのJustAnswerで受けた相談で、以下のようなものがありました。これは、成人してもこうした癖が持続した場合の一類型です。
http://www.justanswer.jp/mental-health/61rxd-.html

この方向での説明を、あるいは相談者様がご不快に感じられているかもしれませんので、ここでいったん筆を置きます。

回答継続をご希望の場合はその旨ご返信下さい。
質問者: 返答済み 6 年 前.

ご回答ありがとうございます。


「周囲の大人が対処を間違えると、この「癖」はどんどん強化されていき、ご子息はストレスに対して正しい向き合い方ができなくなっていってしまう恐れがあります。」の対処の仕方とはどのようなものでしょうか?


又、解離性健忘は、どうしたらよいのでしょうか?


そして、脳に問題が無い前提のお話ですので、問題があるかどうかは何処で調べて貰えば良いのでしょうか?


 


 

おはようございます。ご返信ありがとうございます。

ご子息の健忘が心因性健忘(解離性健忘)であるという前提で回答するならば、学派によってアプローチの違いはありますが、正しい対処の仕方は、ご本人が忘れていると主張している間にやってしまったことに直面させ、その責任を取らせることです。
いきなり事実を突きつけて、覚えていようがいまいが謝罪させる・弁償させる、といった方法をとる場合もありますし、催眠療法によって無意識下の記憶を顕在化させるという方法もあります。

問題は、ご子息が、事実に直面させられると、過呼吸発作を起こしてその場から逃れる方法を身に付けていることです。相談者様や担任教師が「静かに感情的ではなく、諭すように」説明しようとしても過呼吸発作という過剰な反応を示して、話がそこから先に進むことに抵抗していますから、これは強固な防衛だと考えられます。

この過呼吸発作のために、ご家族による対処や、「全然深刻にはとらわれて無い」担任教師の対応では事態は好転しないかもしれません。
もとより、他の疾患の鑑別も行わなければなりませんから、専門的な技術や知識を有した児童専門の精神科医のもとで診察を受けられる必要があります。普通の精神科や心療内科の病院・クリニックではこの年齢のお子様の問題には対応できないからです。

以下のサイトから検索できる児童青年精神医学会の専門医がいる施設を受診されることをお勧めいたします。

【児童青年精神科専門の医療施設一覧】

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司をはじめその他名の神経科カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 6 年 前.

ありがとうございました。


解離性健忘という名のあるものである事が分かっただけでも、不安は大分取り除かれました。今度、教えて下さった、専門的な技術や知識を有した児童専門の精神科医のもとで診察を受けてみようと思います。


 


過呼吸は、一つの防衛の手段として意識的に起こしているようには見えないのですが、これは無意識のうちに体が反応して防衛していると云う事でしょうか?。


結果として、過呼吸になったからと云って、事実は変わるものではなく本人には、「あなたが又、忘れてしまったけれども、皆が見たのはこう云う事になっている。」と云う話は変わらず、と、云うよりもそこまで話すと、自分の記憶していた事と全然違うので、自分だけが取り残された様な悲しい顔になり、黙ってポロポロと涙を流し始め、次第に呼吸が荒くなり発作状代になってゆくのです。


 


将来、大人になって、記憶がなくなっている間に犯罪者になってしまったとかが、心配です。

> これは無意識のうちに体が反応して防衛していると云う事でしょうか?
脳の中にそのような逃走経路が出来てしまった、ということだと思います。

> 将来、大人になって、記憶がなくなっている間に犯罪者になってしまったとかが、心配です。
解離性障害が必ずしも犯罪性向に結び付くわけではありませんが、解離性同一性障害(いわゆる多重人格)に進行して、責任の取れない行動に至るようになる可能性は否定できませんので、早目に対処されておくべきだと考えます。

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