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pcnakado
pcnakado, ITエンジニア
カテゴリ: Microsoft
満足したユーザー: 4718
経験:  パソコンの病院なかど 院長
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Windows7を10にグレードUPしたPCが破損 windows7 の 古いPCを使用したい

ユーザー評価:

windows7を10にグレードUPしたPCが破損 windows7 の 古いPCを使用したい 破損したPCのライセンスを使用してグレードUPは可能でしょうか?
JA: 了解しました。何かエラーは表示されていますか?その場合、そちらを教えていただけますか?
Customer: 10のプログラム ダウンロードの段階でインストール画面に進みません
JA: 再起動など、ご自身で何か試みられたことはありますか?
Customer: 再起動しても出来ません

ご質問ありがとうございます。

フリーエンジニアのpcnakadoでございます。

この度の質問に対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。

なお、お急ぎだとは思いますが、確認作業や本業の都合などにより、返答までにお時間をいただく場合がございますので、なにとぞご理解いただきますようにお願いいたします。

質問の内容を確認させていただきました。

故障したというのが、物理的な故障であれば、メーカー修理が必要になりますが、マザーボードが交換されるような修理を行われた場合には、ライセンスはマザーボードに付与されているような状況であるため、そのままでは、Windows10を入れ直されてもライセンス認証されません。

パソコンメーカーが用意しているライセンスはWindows7に対してであり、Windows10のライセンスではありませんので、パソコンメーカーで対応していただけることはなく、マイクロソフト社にお電話していただき事情を説明して対応いただく必要がございます。

また、不具合の原因が、ハードウェアではなくパソコンのみ対応であるという場合もございます。

Windows10へのバージョンアップを安易に考えられておられる方が非常に多いですが、未対応の機種でWindows10をご利用になることの弊害を詳しくご説明いたしますので、一度よく目をお通しになってください。

Windows10はこれまでのOSと基本構造が全く違い、OSという商品という考え方から、「OSというサービス」という考え方に変更されています。

これまでのOSのようにインストールできれば大丈夫という考え方は通用いたしません。

この考え方を、Windows as a Service (WaaS)と呼び、Windows10のライセンスを有しているものであれば、永続的にサービス対象として無償バージョンアップの対象となり、これまでのように、OSのバージョンアップによるOSの買い替えが必要ありません。

ただし、サービスという位置づけから、セキュリティーの確保などの理由により、一部の仕様の変更によって対応や非対応の問題が発生いたします。

利用するハードウェアとソフトウェア共に、最新のWindowsOSサービスに対応していることが前提となり、安定的なサービスを受けることが可能かどうかは、ご利用の機器環境が提供サービスの仕様に準拠していることが条件となっています。

https://www.sbbit.jp/article/cont1/35766

https://solution.fielding.co.jp/column/it/itcol04/201805_02/

2017年4月には、Windows 10 Creators Update(バージョン1703、ビルド15063.x)が正式リリースとなった際、一部のプロセッサ(CPU)を搭載したPCが「サポート対象外」として更新できず、その後、問題のPCに対してこの新しい機能更新プログラム(および以降の機能更新プログラム)を提供しないことをマイクロソフトが明らかにしています。

このような事例はプロセッサだけではなく、すでに多数の部品で告知されているため、PCメーカーでは、対応可能な機種と対応不可能な機種を選り分けし公開しているものもございます。

現在Windows10には、先日公開されたバージョンを含め10個のバージョンが存在し、このすべてのバージョンが互換性を完全な状態で維持せずバージョンアップしています。

仕様の変更が発生しているため、従来の考え方であれば、事実上、Windows10という名の別のOSが10個あるということと同じであるといえます。

これまでのOSでは、OSの仕様が変更されるのは、サービスパックもしくは、Windows8から、8.1のみであったのですが、サービスパックなどでは、互換性の切り捨てが行われていないため、これまで正常に動作できていた場合には、サービスパックなどを導入されても、それが起因して異常を起こすというようなことはありませんでした。

Windows10では、セキュリティーの観点から足かせとなると考えられる機能や、不要と判断された機能が、1年に2度公開されるメジャーアップデートを期に切り捨てられるものがあります。

この仕様の嵩上げに対応できなことで、更新をきっかけに異常を起こす要因となってしまいます。

こういった仕様のため、主要PCメーカーのほぼすべての機種では、2017年9月の更新あたりを境に、Windows10に対するサポートを行っていた機種でもあってもプリインストールモデル以外の機種でのサポートは終了されています。

Windows10のサポートにおいても、メジャーアップデートの提供から18か月とされており、最大でも最新の3つのみがサポート対象となり、それ以前のバージョンのサポートは終了されています。

ソフトウェアに関しては、定額利用(サブスクリプションライセンス)や、MicrosoftStore の利用が推奨されており、最新のWindows10に対応したものをご利用いただくことが前提となっています。

分かりやすい説明をされておられるのは、筆ぐるめです。

下記リンク先をご確認いただくとわかる通り、それぞれのWindows10のバージョンに対してアップデートプログラムによる対応が説明されております。

筆ぐるめ Windows10 動作保証

https://www.fudegurume.jp/support/fg/win/windowsos.html

Windows10が最後のWindowsであり、以降新しいWindowsが発売されることはないという話をお聞きになられたことがあるかもしれませんが、Windows10 というサービスとして位置付けられているという、このような仕様によって実現されております。

仮にパソコンの仕様がWindows10のインストール要件を満たしていたとしても、最新のバージョンに対応したデバイスドライバーなどをメーカーより提供を受けることができないため、継続的に安定動作させることは、事実上不可能となっています。

これは、パソコンメーカーであってもどうすることもできません。

全ての部品やデバイスドライバーを自社開発するということは、現実的に不可能で、採用されている部品メーカーのサポートが終了することが原因であったり、新しい仕様に対応できない部品が組み込まれていることが原因であるため、このメーカーなら大丈夫といった問題ではなく、すべてのパソコンでの問題となっています。

こういった仕様のため、将来的には、Windows10が搭載されて出荷された機種においても最新のWindows10をご利用いただくことができなくなることが必ず起きてきます。すでに一部のメーカーでWindows10プレインストールモデルでも最新バージョンのWindows10のサポート対象から外れた機種が確認されております。

ソフトウェアに関しても同じことが言えます。

この仕様の変更に対応するためには、プログラムのバージョンアップなどが必要となるため、定額利用などで、バージョンアップがスムーズに行っていただけるようにソフトウェアメーカーの対応が急がれていますが、現状では、バージョンアップ版を購入しなおしていただく必要があるものも多く存在いたします。

未対応のソフトウェアが起因してシステムに障害としてあらわれることもあります。これは、過去のOSでも広く起こっているもので、Windows10に限ったことではありませんが、OSが更新により仕様変更される分、他のOSよりも影響が出やすいのも事実です。

特に、OSのバージョンアップを行われている機種に関しては、Windows10に未対応のソフトウェアが最初からインストールされたままバージョンアップが行われています。

一部では、互換性の問題として自動で削除されるものもありますが、関係のないソフトが削除されたり、削除されず、誤動作の起因となってしまうものもあります。

このように未対応製品でWindow10をご利用になることは、本来であれば、不具合を修正するための更新プログラムによって、未対応のハードウェアもしくは、ソフトウェアが影響を受け、毎月の修正プログラムによって不具合が発生するリスクを常に持っていることとなります。

メーカーサポートのない製品でWindows10をご利用の場合、それ自体が障害の発生原因となり、修正プログラムが提供されることがない以上、改善不可能なものとなります。

正常動作しているように見えても、運よく不具合に遭遇していないだけの可能性もあり、きっかけがあれば、いつトラブルになってもおかしなものではありません。

デバイスドライバーが未対応であれば、搭載されている部品の能力を引き出すこともなく動作している状態になり、パフォーマンスを生かすことができない状態になっている可能性もあります。

こういった環境でWindows10を継続利用することは、パソコンの能力を落とす要因となり、いつ致命傷を発病するかもわからない持病を抱えている状態になるというリスクを常に持っているということになるのです。

トラブルに対して一時的に問題を解消できたとしても、未対応であるという事実が覆るものではないため、問題を先延ばしにしていることにしかならず、根本的な改善につながることはないということでもあります。

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質問者: 返答済み 1 月 前.
22823;変勉強になりました、ありがとうございました。