予約が取りにくいときには下記のような対応方法があります。
①はじめは自宅から離れた精神科で早く予約がとれるところを受診し、その後に自宅近くの病院に紹介していただく方法。全くの初診よりも紹介である方が早めに予約がとれると思います。
②初回から数回は内科、女性であれば婦人科を受診し、抗不安薬や漢方薬などを処方していただいて精神科に紹介していただく方法。この場合でも、全くの初診よりも紹介である方が早めに予約がとれると思います。
③お住まい地区の保健所の精神担当の保健婦さんに連絡し、早めに予約がとれる病院や訪問診療していただける病院の情報を得る方法
④お住まい地区の精神保健福祉センターに相談する方法。精神保健福祉センターでは外来クリニック機能をもっている場合があり、そのようなセンターでは早期に治療開始いただけます。
⑤夜間や休日に興奮したり不調になった場合は、お住まい地区の精神科救急担当病院で対応していただく方法があります。「○○地域 精神科救急」で検索可能です。このような病院には入院設備もあります。
⑥いずれの対応も難しいときには、市販の漢方薬を服用する方法があります。抑肝散、抑肝散加陳皮半夏は不安軽減や睡眠の質向上が期待できます。いずれも薬局やドラッグストアで購入可能です。頭痛もある場合は抑肝散加陳皮半夏の方が適していると思います。
ご不明、心配の点について記載ください。