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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14462
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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3年前から体調をくずした義母と同居しています。もともと食の細い人で、低たんぱく血症から廃用症候群の診断がつき、独居から入

ユーザー評価:

3年前から体調をくずした義母と同居しています。もともと食の細い人で、低たんぱく血症から廃用症候群の診断がつき、独居から入院、退院し、同居に至っています。この3年は、デイケア等介護サービスを受けながらなんとか生活していましたが、GWに脱水症と急性腎不全ということで2週間入院しました。症状は改善したとのことで退院しましたが、食欲があまり出ないのはともかく、意欲低下が以前にもまして顕著です。夜は寝ていますが、通いだすと何度もトイレに通うようです。水分を取らせようにも、いらないとなったら黙って流しや外に捨ててしまいます。認知症の明らかな症状はありません(医師にもそう言われています)。デイには行きたいらしく、多少体調が悪くても頑として行くと聞きません。高齢者のうつ、というものに当てはまるのか、もしそうなら心療内科の受診が必要なのか、もしくはかかりつけの循環器のほうで相談すれば薬等を合わせていただけるのかをご相談したく、この場をお借りしました。よろしくお願いいたします。

おはようございます。猫山と申します。精神科医 兼 神経内科医です。

かつては老人率が日本一の市の市立病院で神経内科兼任で3年間勤務し、ご高齢の患者様をたくさん診てきた経験があります。

実際にお母様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、老年期うつ病として矛盾しない症状を呈されていると思います。

ただ、現時点では、認知症初期の可能性も否定せずにおくべきでしょう。

「かかりつけの循環器のほうで相談すれば薬等を合わせていただける」ということはありません。

お薬で解決する問題かどうかもわかりませんし、高齢の患者様は副作用が出やすいために精神科のお薬の調整は難しいからです。

老年期の精神疾患(うつ病、認知症、その他)は、「老化」を抜きに考えることはできません。

第一に、脳の器質的な変化による心身の機能低下は、ストレスに対する耐性の低下につながり、小さな変化や刺激でバランスを崩しやすくなります。

第二に、社会生活の面では「喪失」を余儀なくされる年代にあたり、退職、重要なポスト(役職)からの引退、収入減少、配偶者や友人の死など、失うもの の多さ、大きさに愕然となることが多くなります。

一方、治療する側からみれば、老化の程度は人によってさまざまだということが診断や治療を難しくしています。

こうした患者様では、症状の現れ方も多様なものとなり、薬物療法、精神療法も個々のケースごとに異なる対応が求められます。

身体機能の低下に伴う副作用の現れやすさも、高齢者の治療を難しくする要素の一つです。

こうした側面があるために、一般の精神科・心療内科では、一定以上の年齢の患者様には十分な対処ができない場合が少なくありません。

老年精神医学の専門医療機関を受診されることをお勧めいたします。

下記のサイトから、日本老年精神医学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

【日本老年精神医学会認定 こころと認知症を診断できる病院&施設】

http://184.73.219.23/rounen/H_sisetsu/r-H.htm

以上、ご参考になれば幸いです。

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