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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14447
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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子供が虫歯になりやすく、今まで様々な歯科似通って治療をしてきました。しかし、なかなか虫歯はなくなりません。

ユーザー評価:

子供が虫歯になりやすく、今まで様々な歯科似通って治療をしてきました。しかし、なかなか虫歯はなくなりません。
一度、ある歯科Aで虫歯を直してもらった直後に、すぐ側に新しい虫歯をみつけました。また歯科Aにいきましたが、歯科Aは「これは虫歯ではないので治療はしない」と冷たく帰されました。
納得できず、新しい歯科Bにいきました。すると、やはりそこは虫歯で、直してもらいました。また、レントゲン之結果、歯科Aで行った治療が完全ではなく虫歯が内部に残っていたため、歯科Bで治療を全てやり直すことになりました。この経験で、私が歯科の意見をそのまま信じることが難しくなりました。
近年「子供の虫歯は親の責任である」と言われており、その言葉を聞くたびに、虫歯にしてしまった自分を責めました。そして、これからは虫歯にさせないようにと、1日3回の食後の仕上げ歯磨きや、様々な種類の歯磨き剤・歯ブラシを自分で調べて、懸命に努力してきました。
それをしているうちに、毎日の子供の仕上げ磨きが怖くなりました。今日少しさぼったせいで、虫歯ができてしまったらどうしよう。この黒い点は虫歯だろうか、この白濁は虫歯だろうか?心配になり、毎日ミラーで確認するようになりました。少しの汚れや歯の色の変化に敏感になり、長時間チェックするようになりました。
また、どうしても心配が落ち着かないときは、かかりつけの歯科Cに一週間ごとに駆け込むようになりました。
歯科Cの担当の歯科医も歯科衛生士も、次第に頻繁に通う私に戸惑うようになり、もう少し期間をあけて通院するように言われました。もっともなことだと思います。
毎日子供の仕上げ磨きをするのが怖くてたまりません。しかし、しないと虫歯になると思うとやめることもできません。私が少しでもさぼったせいで虫歯ができると思うと、手を抜いて磨くこともできません。自分が限界まで追い詰められているのを感じています。
これは、私の精神的な問題があるのだろうと感じていますが、いかがでしょうか。回答よろしくお願い致します。

【情報リクエスト】

こんにちは。猫山と申します。精神科医 兼 神経内科医です。

実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、相談者様は「強迫性障害」を発症されている可能性が高いと考えます。

http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_mental/mental_003/mdcl_info.html

心気症の要素もあるでしょう(対象はご自身ではありませんが)。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_430.htm

➀今回のご相談でご質問になりたい事項をもう少し具体的に教えていただけないでしょうか? 私どもはどのように相談者様のお役に立てるでしょう。

まず以上、確認させていただけますと幸いです。

※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

質問者: 返答済み 1 年 前.
20808;生、ご回答ありがとうございます。では、①や②の症例であった場合、どのように治療していくのか教えていただけますでしょうか。また、根本的な考え方を変えることで、少しでも辛い思い詰めた気持ちが楽になることはあるでしょうか。怖いという気持ちを独りでぬぐいきれず、とても困っています。もし、この回答の内容が不十分でしたら、申し訳ありません

ご返信ありがとうございます。

以下、相談者様が強迫性障害(OCD)を発症されたという前提で回答致します。

「怖いという気持ちを独りでぬぐい」きる必要はありません。

ご自身でも理不尽だと思うような不安感=強迫観念が現われることが強迫性障害の中核症状であって、それを軽減するには適切な治療が必要です。

気持ちは変えられません。変えられるのは行動です。よって、「認知行動療法」が治療の一翼を担うこととなります(後述)。

強迫性障害(OCD)の治療は、必要十分量のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を用いた薬物療法と、認知行動療法(曝露反応妨害法)の組み合わせが国際的な標準治療です。

SSRIは、具体的な薬剤名としては、ルボックス(デプルメール)、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロのことです。
脳内のセロトニンという物質を増やすことで、強迫観念を消褪させると考えられています(通常の精神安定剤にその作用は期待できません)。
SSRIを十分量投与しても効果が不十分な場合、ある種の抗精神病薬の付加投与が有効であることが確かめられています。

OCD治療のもう一本の柱は認知行動療法(単に行動療法とも呼びます)です。
認知行動療法は、実は非常に患者様の心理的負担が大きい治療方法ですので、まず薬物療法で強迫観念を緩和した上で、認知行動療法で強迫行為にアプローチする方法が主流です。

OCDに対して行われる認知行動療法は曝露反応妨害法と呼ばれる技法を軸にしたものです。
http://www.npsybt.jp/OCD9.html

これは、簡単に申し上げれば、強迫観念が生じる状況に自ら身を曝し、しかし強迫行為を我慢することを繰り返すという治療法です。
相談者様の場合は、例えば、「ご子息の歯の状態が気になる」という強迫観念が湧いた時に、「長時間チェックする」ことを控えたり、「かかりつけの歯科Cに一週間ごとに駆け込む」ことを止める、といった努力が曝露反応妨害法ということになります。
ただ、これは形だけ真似ても効果はありません。みずからその必要があることを理解し、強迫行為に挑む気持ちを引き出す、前段階の働きかけにこそ真価があるのです。

日本では、SSRIをOCD治療用に適切に使える精神科医は少数派で、認知行動療法となると、行われている施設すら限られます。

少し規模の大きな医療機関の精神科=心療内科を選んで受診されてはと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 1 年 前.
20808;生、丁寧なご回答ありがとうございます。とてもわかりやすいです。もし差し支えなければ、どのようにその、規模の大きな医療機関を探せばいいか教えていただけますでしょうか。一度、近くの精神科に通って紹介状を頂いたほうがいいのか、初診で電話で確認したほうがいいのか。また都内で、いい病院をご存知でしたら、教えて頂くことは可能でしょうか?

ご返信ありがとうございます。

上述しましたように、最適化されたOCD治療を行える精神科医療機関は、日本全体で10箇所無いと思います。

そういう事情があるので、本格的に治療を受けたいのであれば、例えば和楽会系列のクリニックの受診をお勧めします。

これは医療法人の名前で、和楽会はいくつかの系列の精神科クリニックを擁していますが、そのうちのなごやメンタルクリニックと横浜クリニックで、本格的な、世界標準のOCD治療がなされています。
彼らがホームページで自ら謳っているとおり、OCDに対して「全国でも数少ない専門的な心理療法を受けられ」る医療機関です。
http://www.fuanclinic.com/med_content/ocd.php


ご記載からは東京の方のようですので、横浜クリニックであれば、受診圏内ではないかと思うのですが。
http://www.fuanclinic.com/yokohama/

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質問者: 返答済み 1 年 前.
12354;りがとうございます。受診してみます。ご回答ありがとうございました。

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