こんばんは。
「ノイローゼ」という病名は現在では用いられません。
受験に失敗したお子様が呈するのは、正常範囲の不安が大半で、その場合は医療機関を受診されることはありません。
病気を発症する場合は、適応障害、うつ病といった診断が付くことが多いと思います。
その場合は、まずストレスの原因を遠ざける必要がありますので、受験勉強からは一時離れていただくことが大半です。
入院された方がその目的を果たせる場合も少なくありません。
適応障害、うつ病ともに、治療としては、受験とは関係が無い一般的なうつ病の患者様に対するのと同じ治療が行われます。
薬物療法とカウンセリングです。
ただ、発症誘因が明らかですから、カウンセリングが主治療になります。
私の経験では、目標とする大学を、偏差値が低い学校や学部に変更する患者様が多いです。
能力以上のものを目指したひずみとして精神の失調をきたしたという結論に至る場合が多いからかもしれません。
カウンセリングの方向性はその場合、その事実をご本人に受け入れていたくアプローチになります。
以上、ご参考になれば幸いです。
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