すみません。非常に大きな誤解をされているので、まずご確認ください。
発達障害は生まれつきの生涯で、生まれてから途中で発達障害になることは絶対にありません。一方で精神病というものはどこかで発症します。生まれつき精神病ということも絶対にありません。従って両者の鑑別はとっても簡単です。
難しいと言っているのは日本の精神科医だけです。
そして発達障害であれば、生まれつきの性質なので絶対に治ることはありません。
精神病であれば、
うつ病であれば95%の人は完全に症状を消失させることができますし、
躁鬱病でもだいたいは症状を消失させることができます。
統合失調症ですらどうにもならないのはたったの25%です。
不安障害なんてものは100%症状を消失させることができます。
そんなわけで、「私は精神病じゃなくて発達障害じゃないか」とお考えなのは、もうその時点で自分をより不幸に不幸に考える、抑うつ状態の可能性が非常に高いです。誤解されていることが多いのですが、うつ病だってコミュニケーションに障害を生じます。必発です。これを持って発達障害という馬鹿な診断をする精神科医が日本にはものすごく多く、発達障害の過剰診断が目立つのが日本の精神医療の特徴です。今度私どもが主催する精神科診断学会のテーマの一つになっています。
まず、以下の点をチェックしてみてください。
①夜はちゃんと眠れていますか?
②休みの日には遊びに行ってますか?そしてそれは楽しいですか?
③朝がつらくないですか?
④家事が異常におっくうではないですか?
⑤TVをみるといらいらしませんか?
結果をお教えいただければ、次の対処法をお教えします。