ご返信・追加情報ありがとうございます。
ご主人が自己愛性人格障害の診断基準に当てはまる、という前提で回答しますが、こういった方に対する最善の接し方はできるだけ接しないようにすることです。
どうしても接するしかない場合は、以下の原則を頭に置いておかれるべきです。
「
パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか」という本からの抜粋ですが。
・相手の嫌な側面のことは一旦問題にせず、賞賛してあげる。そうやって認めてもらい、その上で相手の偉大さを傷つけないように助言してあげると耳を貸すだろう。
・自己愛性パーソナリティの人を動かすには義務や道理を説くより、不安や嫉妬心、功名心を刺激する。
・自己愛性パーソナリティの人は基本的に小心で、嫉妬深く、負けん気が強いので、さりげなく行動しなかった場合に生じる、不利益な事態に触れたり、競争心をつつくだけで、有効な動機付けとなる。
要するに、ムチは無効なので、ひたすらアメを使い続けるという方法になります。
事ほど左様に、人格障害者というのは扱い難い人々なのです。
ご主人と一緒に過ごされるのであれば、上記のような対応に徹し、それで生じるストレスからくる心労に関しては相談者様が心療内科を受診されていくらかでも軽減を図る、という方法を取るのがよさそうです。
ご記載からは既に相談者様がずいぶんと消耗されている様子が見てとれますので、相談者様が「病院に行き治療することがまず第一」ということになるかもしれませんん。
以上、ご参考になれば幸いです。