こんばんは。猫山と申します。
現在は一般病院で「普通の」精神科医をやっていますが、大学病院在籍時は児童・青年期症例を診察するグループで臨床と研究に従事していました。
ご子息ですが、ご記載を拝読する限りでは病的な印象はまったく受けません。
たとえば、ご子息が呈されているような状態を極端にした疾患で
反抗挑戦性障害という、その名も恐ろしい病気がありますが、これすら特に治療をしなくても改善・治癒します。
「わざと、いけないという事を」する、というのはこの年代のお子さんではありうる未熟なコミュニケーションの方法で、肩ひじ張らずに普通に躾ければ目立たなくなっていくのではないでしょうか。
少しに気になるのは「すべての種類をそろえようと」するという強迫的性向ですが、この傾向はおもちゃの収拾以外でも認められるでしょうか?
最後に、念のため、ですが、「やはり親が悪いからでしょうか?」というのは、何か特定のエピソードを指されていますか? それとも一人っ子だから甘くなりがち、といった程度の一般論でしょうか。
この2点につき、確認させていただけますと幸いです。