お辛い状況であり、藁にもすがる思いでこのサイトに質問を投じたにもかかわらず、上記lifechanging氏の理解困難な回答を提示されて当惑されていることでしょう(この人物は同じ回答を絨毯爆撃的に複数の質問者様に送りつけています。回答上部の「JustAnswerにレポート」から、本サイトの運営者に抗議することも可能ですよ)。ちなみに、氏の回答内容は専門的でもなんでもありません。
二重の意味で同情いたします。
さて、本題ですが、結論から申し上げると、別の心療内科/精神科を受診されてセカンドオピニオンをお求めになり、そちらの方が合点がいくと感じられたら転院を検討されることをお勧めします。
察するところ、相談者様は本来は能力が高い方なのだと思います。
その相談者様が「万策つきたと」と仰られるのはよほどのことでしょう。
大前提として、相談者様を実際に診察したわけではなく、ご質問のご記載からの判断にすぎないことをお含みおきいただきたいのですが、私の印象としては(あるいは相談者様ご自身も自覚されているかもしれませんが)、相談者様にはうつ病か、それに準じた診断が付く可能性が高いように思われます。
文面からはかなり余裕がなくなってきている様子が察せられますので、出来るだけ早く、別の病院にかかられた方がいいと思います。
精神科医としては悲しい現実ですが、私見では、日本の心療内科医/精神科医の6~7割は薮です。今かかられている心療内科医に義理立てする理由はありません。
2006年に毎日新聞で記事になりましたが、日本うつ病学会が調査した結果、日本のうつ病患者様のうち、適切な治療を受けているのは25%に過ぎないことが判明しました。
このことを考えると、病院選びには慎重になるべきでしょう。
うつ病という仮定の下でのアドバイスとなりますが、思考力が低下し、判断力も低下しているでしょうから、お仕事においては、今、何か大きな行動を起こすことは考えられない方がよいかと存じます。
うつが悪い間は大きな決断を下すな、というのが精神医学界のセオリーで、これは信じる価値がある経験則だと思います。
この決断には、縁起でもありませんが、ご自身の生死も含まれます。どうか、心にお留めおき下さい。
職場環境がをれを許すのであれば、部署の移動や休職も含め、精神的に休養がとれる環境を整えられることが望ましいと考えます。
そのためにも正確な診断を受け、必要ならば医師に意見書を作成してもらわなければなりませんから、まずはセカンドオピニオン、転院をお考えください。
拙い助言ですが、少しでもお役に立てば幸いです。
追申:上述の毎日新聞の記事を以下にお示しします。毎日新聞のWeb版からは既に記事が削除されていますので、その全文をアーカイブしてあるブログの記事です。
たまたま私のブログですが、他を探しても全文が残っているところがなかったので。記事以外の部分はお読み流しください。
最後の6箇条は良医選びに大いに参考になると思います。
うつ病:適切な治療を受けているのは1/4