まずはじめにご確認をお願いいたします。
硬膜下血腫には、「急性」と「慢性」がございますが、この場合お話の経過からみて「慢性」と解釈してよろしいですね。
この前提で回答いたします。
まあ、このような態度の医者はまあまあいますが、同じ医師として恥ずかしいかぎりです。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
医師は、患者さんのために仕事をするのですから、自己満足ではいけませんね。
通常、慢性硬膜下血腫、「血腫」と書きますが、実際には流動性の液体です。
ですから、血腫が増大して脳を圧迫するようになれば、直径1cm程度の穴を頭蓋骨に1個開けて、血液を洗い流すという比較的簡単な(もちろん手術ですので、リスクはゼロではありませんが)手術になります。
ただ、お兄様のように、自然に吸収されてなくなっていくこともございます。
このことは、CTで、確認しているので、この意地悪で程度の低い医師でもこれを誤診することはないでしょう。
では、どうして歩行が悪くなっているのか?
このご質問の内容だけでは正確に判断はむずかしいのですが、もっとも可能性が高いのは、頚部後縦じん帯骨化症の手術部位の頚椎の変形からくる脊髄の圧迫、腰のついかん狭窄症(おそらく、「腰部脊柱管狭窄症」)の手術部位の変形による再狭窄、そして、やはり、加齢によるではないかと推察申しあげます。
まずは、ご心配の慢性硬膜下血腫につきましては、画像上軽快していれば問題はありません。自然に吸収されているのでしたら、半年以内には消えてしまう可能性が高いです。
現在の身体症状の悪化については、違う側面からの考慮が必要かもしれませんね。
このような医師にかかることはおすすめできないのですが、近いというメリットは捨てがたいですね。
今後のためにもすこし周辺の病院で脳外科を探しておくことをおすすめいたします。
残念な医師です。。。