おはようございます。
ご返信ありがとうございます。
ご記載内容を正確に理解できているかどうか自信がありませんが……
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)と橋本病(甲状腺機能低下症)については、甲状腺ホルモン(fT3、fT4)の値から、甲状腺機能のコントロールが十分になされているかどうかを示すことが出来ます。
脳内出血に関しては、神経学的診察による運動障害・感覚障害の有無の判定と、心理検査による高次脳機能障害の有無を確認してもらえば、就労の可・不可について診断が可能だと思います。
実際に弟さんを診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、「見た目、健康そのもの」で、「頻繁に自動車で外出する生活」をされているのであれば、少なくとも単純軽作業は可能ではないかと思います。
ただ問題は「就業経験は、兄や親戚の仕事を手伝った程度で、数週間から数ヶ月」という部分でしょう。
端的に申し上げれば、弟さんは、病気のために仕事が出来なくなって就業期間のブランクができたわけではないようです。
むしろ、ニートの方がたまたまバセドウ病・橋本病・脳出血を発症しただけなのではないでしょうか(脳出血は、発症年齢からして明らかに弟さんがニートであることと関係がありませんよね)。
20数年ものあいだ就労経験の無い方が、「就労可能」の診断書を示されたからといって仕事をするとも、できるとも思いません(最低でも、職業訓練が必要でしょう:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/training_worke/)。
診断書は、その意味で、弟さんの就労を動機づけるツールにはなりえないのではないかと考えます。
昨今話題になっている、「中年ニート」の問題として、弟さんの主治医も含めて、関係各所に相談される必要があるのではないかと思われます。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20131217-OYTEW58594/
以上、ご参考になれば幸いです。