ご返信ありがとうございます。
一番最初に述べましたように、本当に身体的要因が否定されるのであれば、消去法で精神的な問題ということになると思います。
「現在まで近所の主治医から、婦人科(個人)、総合病院の婦人科、泌尿器科、整形、にて受診しておりますが、どれも異常なしと言われて」いるのであれば、できれば総合病院の婦人科の主治医に紹介状を作成していただいて、精神科を受診されることをお勧めいたします。
実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、お母様は体感幻覚を起こされている可能性があると思います。
http://www.kanoko-clinic.jp/cenest.html↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑
老年期の精神疾患は、「老化」を抜きに考えることはできません。
第一に、脳の器質的な変化による心身の機能低下は、ストレスに対する耐性の低下につながり、小さな変化や刺激でバランスを崩しやすくなります。
第二に、社会生活の面では「喪失」を余儀なくされる年代にあたり、退職、重要なポスト(役職)からの引退、収入減少、配偶者や友人の死など、失うもの の多さ、大きさに愕然となることが多くなります。
一方、治療する側からみれば、老化の程度は人によってさまざまだということが診断や治療を難しくしています。
こうした患者様では、症状の現れ方も多様なものとなり、薬物療法、精神療法も個々のケースごとに異なる対応が求められます。
身体機能の低下に伴う副作用の現れやすさも、高齢者の治療を難しくする要素の一つです。
こうした側面があるために、一般の精神科・心療内科では、一定以上の年齢の患者様には十分な対処ができない場合が少なくありません。
老年精神医学の専門医療機関を受診されることをお勧めいたします。
下記のサイトから、日本老年精神医学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。
【日本老年精神医学会認定 こころと認知症を診断できる病院&施設】
http://184.73.219.23/rounen/H_sisetsu/r-H.htm以上、ご参考になれば幸いです。