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おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。
坐骨神経痛は病名ではなく症状名で、坐骨神経が背骨を出るところから足を下り始めるところまでのどこかで圧迫されると臀部や、太腿の裏側、下肢の裏面・足の裏のだるさやしびれ、痛みなどが現れます。
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相談者様の場合、椎間板ヘルニアによってこの症状が起きているわけです。
椎間板ヘルニアでは数ヶ月間以内に自然治癒することも多いのですが、相談者様の場合、「もう4~5年」症状が続いているということですから、手術しなければ根治は期待できないでしょう。
ただ、対症療法で痛みをあるていど抑えることは可能です。
坐骨神経痛は神経が圧迫されることで生じる「神経因性疼痛(神経障害性疼痛)」ですので、一般的な鎮痛薬は効果がありません。
リリカ(神経因性痛治療薬)、ノイトロピン(神経因性痛治療薬)、メチクール(ビタミンB12)、オパルモン(血流改善剤)といった薬物療法、 運動療法やブロック注射といった対症療法が有効です。
こうした特殊な痛みの治療は、麻酔科医がペインクリニックで行っていますので、受診されてみることをお勧めいたします。
以下のサイトから、ペインクリニックを検索できますので、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。
【全国|ペインクリニック≪痛みの治療専門医≫検索|PAIN.NE.JP(ペインクリニックジャパン)】
http://www.pin.ne.jp/以上、ご参考になれば幸いです。