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こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。
帯状疱疹は、水疱瘡のウイルス(ヘルペスウイルス)が、水疱瘡が治った後も神経の深い部分に潜伏していて、加齢などにより宿主の免疫力が落ちた際に活性化して神経をむしばむことで起こる疾患です。
帯状疱疹の痛みは、このヘルペスウイルスによって、神経が傷つけられることで生じる痛みです。
帯状疱疹がある間の痛みが強く現れる方は、後遺症としての帯状疱疹後神経痛を発症する可能性が高いと言われています。
帯状疱疹後神経痛に至ってしまうと残念ながら完全な除痛は困難ですので、近年では、帯状疱疹の間に神経ブロック注射を含めた積極的な除痛治療が必要であると考えられるようになってきています。
【帯状疱疹後神経痛】
http://matome.naver.jp/odai/2142879521505161901http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-125.html↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑
中でも、顔面の帯状疱疹は深刻な後遺症を残す危険性があるため、早期からの適切な対処が不可欠です。
http://www.taijouhousin.com/what/loss.htmlお母様が受けられている点滴の内容は抗ヘルペスウイルス薬(アシクロビル、ビダラビン)だと思われます。
根治的な治療としてはこれは間違いではありません。
しかし、後遺症を防ぐためには現時点での積極的な除痛治療が必要ですし、失明を含めた眼の合併症を防ぐために抗ウイルス薬の点眼薬や眼軟膏を用いる必要がある場合もあります。
といっても、入院されている病院にはペインクリニックはもちろん、眼科も無いようですね……。
http://reihokuchuo-hp.jp/departments/index.html現在の状態で、「しばらく様子をみよう」という方針は標準的は治療方針に照らすと、のんびりしすぎているように思われます。
良い転院先があるのであれば転院を検討されるべきであると考えます(JustAnswerでは病院の紹介は行っていません。ご了承ください)。
以上、ご参考になれば幸いです。