おはようございます。
ご返信ありがとうございます。
実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんので、以下、弟さんが統合失調症を患われているという前提で回答致します。
インターネット相談では実際に弟さんを診察・検査できませんので、回答は一般論にならざるをえないことをご了承下さい。
統合失調症は生涯の服薬を必要とする慢性・進行性の精神疾患です。
治療を中断してしまったならば、その治療中断期間(未治療期間)が長ければ長いほど予後は不良になります(治療によって達成できる回復レベルが低くなるということです)。
http://med.m-review.co.jp/magazine/detail1/J28_10_3_18-23.html↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑
最初に述べましたように、薬物療法を中心とした治療を行われるべき状態です。
弟さんの独語や意思疎通の障害は統合失調症の症状によるものであり、カウンセリングでは決して改善することはありません。
脳内の情報の伝達経路が変調しているわけですから「話せばわかる」状態ではないのです。そもそも話が通じません。
カウンセリングを行うべきは、薬物療法によって意思の疎通が可能になって以降でしょう。
Q1. こうゆう場合は精神科に行く以外に選択肢はないのでしょうか?
A1. それ以外の選択肢はありません。
Q2. 精神科に通うべきかカウンセラーに相談しに行く方が良いのか、判断する方法(判断する施設など)があったら教えて下さい。
A2. 上述のように、統合失調症の症状が前面に出ている時期にカウンセリングは効果がありません。特別な施設に相談するまでもなく、精神科で薬物療法を受けるべき、という判断になります。相談すべき施設を敢えて挙げるとすれば、地域の精神保健福祉センターということになるでしょう。相談員が弟を病院に連れて 行ってくれるわけではありませんが、同様の相談を多く受けていますから、ご家族に有用なアドバイスをしてくれる場合が少なくありません。
【全国の精神保健福祉センター一覧】
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html以上、ご参考になれば幸いです。