私の父（７９歳）の事でご相談です。 ６年前に胃がんで全摘の手術をしました。その後、再発はしていないのですが、ダンピ

時間がなく、慌てて回答したため、回答が上手く表示されず、分かりにくい回答となってしまっているように思いますので、再度、回答します。
お父様の症状は、胃を切除した事により、食べ物が直接に腸に入ってしまうために
起こる症状です。
食べ物を食べた際の食道に詰まった感覚は、
食道と腸を繋げた部分が上手く動かずに、食べ物が通過していきにくくなって起こっているのと、
食べ物が直接に腸に入ってしまうため、ヒスタミンが分泌され、腸が痙攣し、
食べ物が通過していきにくくなってしまっているための2つの要因で、
起こっています。
食道と腸を繋げた部分の動きにくさは、どうすることもありませんが、
ヒスタミンの分泌による食べ物の通過障害は、抗ヒスタミン薬を服用する事で、改善できます。
主治医の先生から抗ヒスタミン薬を処方していただいても良いですが、
抗ヒスタミン薬は、薬局でも販売されていますので、薬局で購入されても良いです。
抗ヒスタミン薬は、一般的には、アレルギーの薬として使用しますので、
お父様が服用されても、問題ないです。
また、冷や汗についてですが、
食後すぐに起こる場合は、ヒスタミンの作用によるものですが、
2から3時間経って、起こる場合は、食べ物が直接に腸に入った事で、急激な血糖値の上昇が起こり、
インスリンが過剰に分泌され、低血糖となり、起こっている症状ですので、
飴等の糖分を摂取すると治まります。
最後に、食事についてですが、
食後の急激な血糖値上昇を防ぐため、
食べ物は炭水化物中心ではなく、たんぱく質中心の食事が良いです。
そして、食後は、30分ぐらい横になります。
冷たいものは、腸を刺激し、痙攣を起こすため、控えます。
一度に多くの食べ物を摂取すると症状が起こりやすいので、
一回の食事量は減らし、5から6回に分けて食事する方が良いです。