ご返信ありがとうございます。
まずパイプカットですが、ギネスブックに載るような類の情報ではありませんので「最高齢で何歳の方がされた」かはわかりかねます。
しかし、私が知る限り、68歳でこの手術を受けられた方がいます。
相談者様が呈されているのは、血精液症といって、精液に血が混じった状態だと思われます。パイプカットとは関係はありません。
精液は大部分が前立腺と精のうで作られます。
血精液症は前立腺や精のうの炎症によるもの大多数です。
大半の例で、前立腺炎が原因となっていることが多く、これは、長時間の座り仕事や、精神的なストレスでも起こることがあります。
尿路感染のように自覚症状がある場合もありますが、ほとんどは自覚症状はありません。
一般に、射精時に起こる新鮮な出血があると精液が赤色ピンク色になり、古い出血では茶色がかった色になります。
前立腺や精のう、あるいは尿道の悪性腫瘍、つまり、がんが、血精液症の原因になっている場合もまれではありますがございますので、その鑑別のための検査は必要です。
血精液症の原因は、検尿や直腸診、精管や精巣上体の触診、超音波診断などで検索します。相談者様のご年齢患者様であれば、前立腺がんなどの悪性腫瘍の有無を確認する検査が行われます。
炎症に対して、抗生物質の投与が行われることもあります。
【血精液症】
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-57.html以上、ご参考になれば幸いです。