ご返信ありがとうございます。
> 1便秘(現在3日程度)ペニスの先端のヒリヒリ感 臀部のツッパリ感、以上 は排泄障害と判断なされますでしょうか排泄障害とは排便障害と排尿障害のことですから、ここで挙げられた症状の中で排泄障害に当たるのは便秘だけです。
ペニスの先端のヒリヒリ感は、馬尾よりは高位の第2~第3仙髄神経の障害によって起こりえます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ca/30a0fec092cc79695b9dbde60ea1c7e8.jpg臀部についても同様です。よってこれらは、脊柱管狭窄症の症状ではあるかもしれませんが、馬尾症候群とは言えません。
> 2上記の緊急度ととるべき方法前述した通り、相談者様は「脊椎狭窄症(馬尾型)」をわずらわれているという前提で回答いたしますが、相談者様が仰られている排泄障害が便秘のことで、この便秘が下剤で対処できる程度のものなのであれば、今日明日にも手術を行わなければならないといったような意味での緊急性はありません。
「とるべき方法」については、何を指しているのかが判然としませんが、上記のように緊急性はありませんから、「
緊急性があるにもかかわらず、次から次へと病院を紹介され、ただいたずらに時間が過ぎていくようで非常に不安」になられる必要はありません。
脊柱管狭窄症、それも馬尾型は専門性が高い領域ですから、診察と(もし手術ということになれば)執刀は専門医によってなされるべきです。
「日本でもトップクラスの先生がいる病院に紹介状を書いて」もらえているのですから、そのトップクラスの医師の診察を受けられるべきでしょう。専門医が緊急性が高いと判断すれば「1か月後とか言われ」ることはありません。言われたとしたら緊急性はないということです。
> 3手術した場合の改善度とリスク馬尾型では特に、手術を行っても、症状が劇的に改善されることはありません。圧迫によって生じた神経の損傷が除圧によって完全に回復することは無いからです。
一般に運動障害は改善度が高く、感覚障害・排泄障害の改善度は低いことが知られています。
手術のリスク(合併症)としては、馬尾・脊髄の手術操作による損傷、感染、出血による血腫(による馬尾の再圧迫)などが挙げられますが、どれも、専門医の執刀下で起こる確率は1%未満と言われています。
> 4手術という場合、親族家族の同意が必要と思われますが、都合がつかない場合という時の方法脊柱管狭窄症の手術で緊急手術になることはありませんので、ご家族の同意が得られないということはないと思います。
これはご心配するには及ばないでしょう。
率直に申し上げて、相談者様はインターネットで集めた情報で不安に駆られて動揺され、独り相撲をとられている印象を受けます。
「誰にも相談できず悶々とした日々を送っております」
「現在精神的にかなりつらい状況にあります」
「心が動揺しておりますので乱筆乱文お許しください」
「私的には、間違いなく脊椎狭窄症(馬尾型)であると確信しています」
「ものすごく心配で今すぐにでも専門の先生に診てもらい入院して手術していただきたい」
「予約しても有名な病院なのでまた1か月後とか言われた場合手遅れにはならないのでしょうか」
「他の病院において9月18日に脊椎ドックを受ける手配もいたしており」
「追伸、私の場合手術をすることによって症状が改善する見込みはどの程度になるのでしょうか?」
過剰な不安⇒思い込み⇒先走った考え・行動⇒さらなる不安……という悪循環が形成されているのが読んで取れます。
もちろん脊柱管狭窄症(馬尾型)は難しい病気ではありますが、相談者様におかれましては、もう少しじっくりと診察や検査を受けて、治療方法を選ぶ余地があるように思われます。
専門医を紹介していただき、その専門医が勧める通りのペースで検査を受けられ、手術の要否も含めた治療方法について相談されることをお勧めいたします。
地に足をつけて病気や医師と向き合ってください。
以上、ご参考になれば幸いです。