ご返信ありがとうございます。
そういうことですと、神経内科の受診が適切かもしれません。
頚椎のMRI検査が行われたのは、椎間板ヘルニア等で脊髄から上肢に伸びる神経が圧迫された場合、手のしびれが起こることがあるからです。
例えば、
第6頸髄神経(C6)のトラブルで親指のしびれが起こることは、理屈としてはありえます(通常は親指以外の部位にも痺れは起こりますが)。 手外科の専門医であれば、手根管症候群のような、もっと末梢で神経が圧迫を受けて親指にしびれが生じる病態も見逃してはいないでしょう。
http://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/carpal_tunnel_syndrome.htmlそれでもしびれの原因は不明、という結果に終わっていますから、さらに親指に近い部位で末梢神経に障害が生じている可能性があります。
その可能性のひとつが、頭書した指神経麻痺です。
神経内科で、末梢神経伝導速度を測る検査を受けられれば、末梢神経に障害があるか否か、あった場合はその範囲がどこかがわかります。
末梢神経は再生しますから、数ヶ月の単位でしびれは解消することが期待できますが、それを補助するビタミンB12製剤の処方も受けられるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。