ご返信・追加情報ありがとうございます。
相談者様を実際に診察できませんので、診察医の見立てに準じて、相談者様の「左の肩に近い腕上部の外側」自体には問題は無いという前提で回答させていただきます。
腰椎に何事かあった場合、下肢に痛みや痺れが生じることはあっても、上肢に影響は及びませんので、腰椎の問題は横に置いておいてよいでしょう。
診察医から受けられたという「首と腰の骨の一部の軟骨がその上下の骨に圧迫されて神経に影響している」という説明ですが、脊椎の間にあるのは軟骨ではなく椎間板です。
おそらくこの説明は椎間板ヘルニアの可能性を述べているものでしょう。
ただし、椎間板ヘルニアを含めた頸椎の病変による神経圧迫を診断するためには、レントゲン検査だけでは不十分です。レントゲンには骨しか写らず、椎間板や神経は描出されなからです。
適切な診断のためにはMRI検査が必須です、。
相談者様が痛みを感じられている部位は第5頸髄神経(C5)の支配領域に一致します。
http://pds.exblog.jp/pds/1/201203/09/64/a0238864_21561979.jpg「車の運転席から後部座席の物を取る様な動きをしようとすると腕の中?に激痛が走」るという、疼痛の発生機序や性状も、頸椎による神経根の圧迫の可能性を示唆するものです。
検査内容やその後の処置から推察するに、診察医は脊椎の専門医ではないでしょう。
その中を脊髄という中枢神経の束が走る脊椎は、整形外科の中でも専門性が高い領域です。
現在までに受けられた検査の記載からだけでは、左のC5に何らかの理由で圧迫が生じているという以上のことはわかりかねます。
下記のサイトから、日本整形外科学会と日本脊椎脊髄病学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。
【日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医名簿】
http://www.joa.or.jp/jp/public/search_doctor/spine.html【日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医】
https://www.jssr.gr.jp/jssr_sys/shidoi/listInitTop.do以上、ご参考になれば幸いです。