約1ヶ月で、お尻の肉も無くなってか、椅子に座ってると骨があたり痛い感じがします。

さて、すでに受診されて血液検査の結果大きな病気が隠れていないようですので、あなたの年齢から考えられることを書きます。
それは体全身の皮下脂肪の配置が４５歳を超えますと変わってくるということです。
同じ体重でも皮下脂肪がお尻や太ももからなくなって、その分腹部につくようになります。
あなたのおなかの周りの皮下脂肪が手でつかめるように柔らかいものであればそれは安全な皮下脂肪で、そうでなくて硬くてパンパンでつまめないようならそれは診てもらった方がいいでしょう。
この現象がどうしておきるのかはまだそのメカニズムは解明されていないようです。
いろいろな文献をひっくり返してみましたがはっきりした理由はなく、加齢によるものとしかありませんでし た。

１９５６年にフランスのドクターがこのようなことを発見しました。
体の形がりんごのようになっている場合と、西洋なしのような形でお尻や太ももにもっと皮下脂肪がついてしかも体重が増えている場合を比べますと、りんごの形で腹部にたくさん皮下脂肪が配置している方が慢性病と関連が深かったとか。
そうしますと、お尻や太ももがやせていて異常に腹部にリンゴのような感じで皮下脂肪がついて体重が増えている場合は慢性病が隠れている可能性が西洋なし型より多いということのようですね。
あなたの場合は体重は変わっていませんからこれにはあたはまらず、つまり加齢によるものである可能性がたかいでしょう。

あるリサーチで２４−３１歳の男の人のグループと、６０−８２歳の男の人のグループの体の皮下脂肪を比較したものがあります。
まずは、腹部の皮下脂肪がなんと年齢の高いグループが２−２．５倍も多かったとか。
そして、その年齢の高いグループのおなかの周りの皮下脂肪と太もものを比べるとなんと、なんと、４倍も多かったということです。。。

この皮下脂肪の配置が加齢によるものである限り、自然に逆らえないことにはなりますが、どのリサーチも適度の運動をすることを強く勧めています。
運動をすることにより、血流がよくなり、腹部周りのそして内蔵についた脂肪も減らすことができることは証明済みです。

ということで、あなたのご質問のお答えはこういうことになりますが、いかがでしょうか。
リサーチするのに結構時間がかかりましたがこういうことみたいですよ。

消化器系の病気ではなさそうですね。。。

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