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わかりました。

私は、アメリカで救急医をしており、婦人科の病気にも明るいものです。
米国と日本の医師免許を所持しております。

アメリカでは、MINERAといわれるタイプのものがここ数年子宮内膜症の治療に使われるようになってきています。
それは、膣内に挿入する器具（リングのようなもの）で、プロゲステロンに似たホルモンを含んでいます。

ドイツではどのようなものが実際に使われているのかはよくわかりませんが、おそらく似たようなホルモンが含まれていると思います。

ご質問の副作用に関しましては、今までのクリニカルトライアルでレポートされていますとおり、比較的少ないと思われます。

挿入してから１２ヶ月以内で取り除いたケースの理由を探ってみますと、不規則な出血や骨盤の痛みや体重の増加などのようですね。
いずれも、最初の一年以内に不快なため取り除くことになるようです。

一番多い副作用は、不規則な出血ですが、ふつう、３ヶ月から半年で収まるようです。

プロゲステロン関連の副作用をここに書いておきますが、それは、経口のピルでも同じようなことになるかと思います。
そして、下記のような副作用が起これば、ふつうはとてもマイルドなもので４週間から６週間で消えます。

この器具のいい点は、経口のピルとは違いほんの少量しか血流に入らないことでしょうか。
その量は１／７だと言われています。

にきび
性欲の低下
頭痛
下腹部痛
腰痛
おっぱいの痛み
吐き気
発汗
体重の増加
水分の体内保留

お役に立てれば幸いです。
一日も早く症状が楽になられますように、遠いアメリカからお祈りしております。