婚約中の彼に浮気をされた場合慰謝料請求はできますか アシスタント:

お世話になります。

結婚しているわけではない恋人同士の場合は、たとえ浮気されたとしても恋人から慰謝料をとることはできませんが、婚約の事実があれば慰謝料請求は可能です。

婚約は本人同士の意思が明確であれば、たとえ口約束でも成立しますが、一般的には次のような状況であれば婚約関係にあるとみなされます。

・結納を済ませている
・婚約の記念品（婚約指輪など）を贈られている
・周りの人に婚約を報告している
などです。

返信ありがとうございます。

上記のように、上司に結婚の予定があると報告している、2人での新居も契約書などがあれば、婚約とみなされるでしょう。

新居の契約書などの証拠書類と一緒に、これまでの経緯を時系列事にまとめておくといいです。

単身者限定以外の部屋の場合、同居人を報告するのが一般的ですが、契約書の中にその旨は書いていませんか？

ない場合でも。他の証拠があれば、新居の契約との関係が認められる可能性もあります。

であれば、その経緯をまとめておくといいと思います。
「それぞれ車を所持しているので、記載してしまうと駐車所代が2台分発生してしまう」等。

あと、上司や友人、知人の証言など、第三者の証言も効果的です。

ポイントになるのは、恋人と浮気相手との間に法律で言う「不貞行為」があったかどうかです。
不貞行為というのは、単刀直入に言うと、「浮気相手と肉体関係があること」を指し、これが証明できれば慰謝料の請求もグッとスムーズになります。

そのため最も強いのは、恋人が浮気相手とラブホテルに出入りしていることが分かる写真や動画などです。

また、ラブホテルに限らず、恋人が浮気相手の自宅を頻繁に訪れている様子が分かる写真や動画も、肉体関係があったことを裏付ける証拠として利用できます。

ない場合は、浮気と分かるような、メールやラインなどあれば効果的です。

ビジネスホテル等の場合、「仕事の打ち合わせで利用しただけ」というように反論する可能性もありますが、あれば保存しておいてください。

ラインのメッセージ、(浮気とわかるようなやりとり)なども効果的です。

慰謝料請求の証拠として使用するのであれば、採用されます。

逆に、スマホの内容を盗み見られた側が、「プライバシーの侵害だ」として逆に損害賠償請求をしてくるかどうかですが、これについては「ほとんどない」ということが実情です。

婚約者の浮気によって婚約が破談になってしまったときは、浮気相手が婚約関係を知っていた、もしくは、不注意によって知らなかった場合は、婚約者に対する慰謝料請求だけでなく、浮気相手に対しても慰謝料を請求して責任を追及できます。

例えば彼氏に「彼女いるの？」など、聞くことなくお付き合いしたなどです。