こんにちは。 アシスタント: こんにちは、どういった事でお困りですか？ 質問者様:

親権者・監護者が貴方に決まっているにも関わらず、親権者・監護者になっていない父親が子供を連れ去ったということは、子の引き渡し審判および審判前の保全処分を申し立てる必要があります。
いずれにせよ、速やかに行う必要があります。

今回はお子様の意思もあったということですので、緊急性がないのかもしれませんが、子供の心身に危害が及ぶ可能性がある場合は、警察への相談も検討しましょう。

弁護士依頼をして弁護士から交渉をしてもらうという方法もありますが、弁護士の請求自体には法的拘束力があるわけではないので、結果的には弁護士を通しての子の引き渡し審判および審判前の保全処分を申し立てることになることもあります。初めから弁護士依頼をすると費用も嵩んでしまうので、親権者、監護者であるので、あなたが不利なところはないので自分でできるところまでは自分で動いていくのもいいかと存じます。

携帯番号だけしかわからない状態でしたら、現時点では審判や、審判前の保全処分を申し立てることはできませんので、まずは、当事者間の交渉をすること、その中で、引き渡しをしないのであれば、法的措置をとることになるので、住所を教えてほしいと直接聞くことになります。引き渡さない期間が長ければ今後相手が不利になることも伝えておくと効果があるでしょう。

接近禁止令はストーカー行為のような刑事事件が発生した場合に加害者に対して発令されます。今回は親子関係であり、お子様本人の意志もあったということであれば、刑事事件にはなり得ず、接近禁止令の発令はできません。

弁護士さんに依頼した場合、貴方の代理人となって動いてくれるにすぎませんが、交渉についても貴方の代わりに交渉をしてくれますし、審判の手続き等に関しても貴方に代わってやってくれるということになります。

弁護士は自由に弁護士費用を設定できるため、事務所によって料金が変わりますから、参考まで、としていただけたらと存じます。（依頼する前に、必ず複数事務所に料金体系を問い合わせをしてみるといいかと思います。）まず、初めに事前の情況説明を兼ねた相談料として１時間5千円～1万円程度かかります。相談料は１時間ごとに発生し、大体で1時間あたり5千円から1万円かかります。相談料無料や初回無料の事務所もありますので、相談する前に調べておくと費用を抑えられます。次に依頼を決めたら着手金として安くて10万円～30万円程度かかってきます。着手金とは、依頼すると決まった時点で発生する費用です。最後にかかってくるのが成功報酬ですが、この成功報酬は、今回のケースで審判等になる前に解決をしたら着手金と同額程度でしょう。

ご利用、ご評価ありがとうございました。