初めまして、夫婦・男女問題法務手続専門の行政書士のsupertontonでございます。
それはいろいろお悩みのことと思います。
ご心痛お察し申し上げます。
お話からだと、離婚理由等が分からず、どちらかに有責性があるかわかりませんので
何とも言えませんが、基本的に、離婚の場合は、財産分与を単体で見ると言うよりも
養育費や慰謝料等も含めて考えます。
先に、年金分割ですが、これは原則、50対50になります。
ここは、ご相談者様がプロのスポーツ選手か芸能人でも無い限り片方に有利にすることは
できません。ただし民事なので相手が合意すれば可能です。
家庭裁判所の調停でも、50対50と言われます。
次に、ローン付不動産は、考え方がいろいろあります。
いずれにしろ、債務を支払うと言うお考えであれば
ご相談者様が、そのまま住んでローンを支払い続けた方が良いでしょう。
お話から、奥様は連帯債務者(ご夫妻の収入合算の場合)ではなく
一般的な連帯保証人であれば、今後もご相談者様が支払い続けるのは可能でしょう。
その場合は、厳密には、ローンの支払いは、二人で支払ったことになるので
譲渡する場合は、奥様にこれまで支払ったローンの半分を支払う考え方もあります。
これは言う必要性は無いかもしれません。
協議でお話が進まない場合は、家庭裁判所の離婚調停を申立てます。
家庭裁判所の調停の費用は数千円で、調停委員とご自分達だけでの
話し合いになります。
不動産ローンの売却は、売却益が出なければ普通はしません。
無駄になるだけです。売却しない方向性で考えられると良いでしょう。
頑張って下さい。