こんにちは、弁護士のmezasesakurasakuです。
新しいスレッドなのですが、お答えするのは私でよろしかったでしょうか。
もし、別の弁護士や司法書士や行政書士に回答を求めているということでしたら、お手数ですが、その旨お教えください。
ただちにオプトアウト致しますので。
まず、話し合い等の結果として作成する書面は、「和解契約書」となります。
(「合意書」でもかまいません、お好みでどうぞ。)
和解契約書
○○(以下、「甲」という)と○○(以下、「乙」という)は次のとおり合意した。
第1条(目的)
甲と乙は、甲を売主、乙を買主として、○月○日、○○の売買契約(以下、「本売買契約」という)を締結した。本売買契約に関して、目的物○○の引渡しは○月○日となっていた。しかしながら、○月○日時点においてもその引き渡しはなされていない。この問題を解決するために、本合意を締結する。
第2条(支払)
甲は乙に対して、○月○日限り、乙が指定する下記口座宛振込送金する方法にて、金○○円を支払う。振込手数料は甲の負担とする。
○○銀行 ○○支店 ○○○○○○○○
○○○○(※名義はフリガナもふってくださいね)
第3条(名義変更)
1 甲と乙は、互いに協力して、○○の名義を乙から甲に書き換える。
2 ○月○日までに、名義変更が終了しなかった場合、名義変更が未了であることによって、乙に賦課される税金等一切の負担については、甲が負担する。
第4条(清算条項)
甲と乙は、本売買契約に関して、本和解条項に定める以外の債権債務が一切ないことを相互に確認する。
本合意を証するため本書面を2通作成し、各自記名(※署名でも可)捺印の上1通宛保有する。
日付
甲
乙
となります。
相手にしてほしいことがあれば、この和解契約書のなかにさらに追加してください。
どのあたりで文章が切れて見えるのかがわかりませんので、申し訳ありませんがそのあたりの形式については適宜修正されてくださいね。
相手に希望をしらせる書面ということでしたら、
端的に、「和解をしたいと考えております、次のような和解でいかがでしょうか、和解案をお送りします」、として、和解案に希望金額を入れて送ってはどうでしょうか。
和解案はまだ送りたくないということであれば、
○月○日契約を致しましたが、御社のミスによって目的物の引渡がなされておりませんので、解決金として○○円支払っていただきたいと考えております。なお、○○円の根拠は、○○です。
といったようなものとなります。
それから、名義変更の件ですが、これは、あなたがおっしゃるように、もう一度売買ということになります。
和解契約書といったものでは名義変更の取消はできません(判決書があれば名義変更の取消ができるのですが、わざわざそのためだけに裁判をすると時間とコストがかかって仕方がないですから)。