同じ合唱団のＡ子は経営者の妻。彼女の服装は周囲の目をひくほど肌の露出度が目立ちます。周囲はそんなＡ子に対し、男性

ご質問に書かれている
「私の顧問弁護士は東大出で優秀な弁護士だ（どんな些細なことでも、法律問題として訴訟可能）」
という部分はすごいですね。
そんな弁護士がいたら、かなり有名になっていると思います。もちろん悪い意味でです。


本件で名誉毀損が成立するには、
「男性指揮者の気をひくために、肌露出度が大きい服を着てくるのだ」
という発言が、公衆の面前でなされたことが必要です。
質問からすると、ただ喫茶店で話していただけで、周囲の人は気にも留めていなかったでしょう。そうすると、名誉毀損は成立しません。
また、訴訟をするには当然、証拠が必要です。
証拠もなしに主張したところで、裁判官はそんな主張を認めません。今回は、Ａ子のことを話していた証拠もないでしょう。

したがって、本件で訴訟になる可能性は、ほぼありません。まともな弁護士であれば止めます。もちろん、訴訟をすること自体は自由ですが、訴訟をしたところで、請求は認められません。

万が一証拠があって、名誉毀損が成立したとしても、賠償額は数万でしょう。そんな訴訟はボランティア以下で、受けてくれる弁護士はいないと思います。

そうですね、他のお客が聞いていることが必要です。ただ、そのお客らはＡ子のことを知らないでしょうし、その茶飲み話が、さらに他の人に伝わることもないでしょう。
名誉毀損となるには、話の内容に悪質であることが必要です。
そこでの話し方にもよりますが、名誉毀損となる可能性はとても低いです。

脅迫とはいえません。
権利行使する旨を告知しているだけで、犯罪とはなりません。