ダブル不倫の結果、相手側(28才、子供1人)のご主人(33才)に関係がばれ、相手側は今年1月に離婚となってしまいまし

こんにちは。司法書士のkanekiyoと申します。質問をご投稿頂き、誠に有難うございます。
ご質問への回答は以下の通りとなります。分かりやすい回答を心がけてはおりますが、ご不明点等ございましたら、お気軽にご返信下さい。

不貞行為による慰謝料の相場は、その不倫の期間、回数や、離婚の有無などによって変わってきますが、離婚してない場合は50万~150万、離婚している（する）場合は100万~300万程度が妥当なところかと存じます。

ですので、相場よりは少し吹っかけてきているといったところかと存じます。

支払後に紛争を蒸し返されないようにするため、示談書は交わしておいた方がよろしいかと存じます。

その中で、清算条項というものを入れておくと、後々相手が争ってきた際にその請求を拒むことが可能となります。具体的には下記のような条項となります。

【清算条項】

甲と乙は、甲乙間には、本件に関し、本和解条項に定めるほか、何らの債権債務のないことを相互に確認する。

示談書の作成は、専門家（弁護士、司法書士など）に依頼しなくても、当事者同士で作成したものでも当然に有効ですので、穏便に済ませるならお互いに書面を交わした上で支払いに応じるということでよろしいかと存じます。

ご返信ありがとうございます。

相手方にきちんと署名捺印してもらえれば、直接会わなくても合意は可能かと存じます。

お相手（相手方の奥様）を介して、書面を交わすことはできませんか？

まずは、ご質問者様から示談書2通（同じもの）を作成（ご質問者様のご署名、ご捺印をしておいて）して、お相手の方にお渡しになり、その方から相手方にお渡し頂き、その方がご署名、ご捺印されたものを1通返送してもらうのがよろしいかと存じます。

※こうしておけば、お互いにとって証拠として価値のあるものになります（相手方からすると支払に応じるという証拠、ご質問者様としては支払えば今後は争わないという証拠）。

もし、お相手の方が協力してくれず、かつ直接交渉することも避けたいというのであれば、やはり弁護士さんにご依頼し、交渉を代理して頂くほうがよろしいかもしれません。

まずは、お相手の方を通じて、上記の方法できちんと書面を交わしたうえであれば、賠償に応じるという意思があることを相手方にお伝えになり、相手の出方をみてみるのが賢明かと存じます。