ご相談、拝見させていただきました。社会保険担当の社会保険労務士です。
役所が法令に基づいて手続きをしておりますので、「国の制度がおかしい」「事情をわかってもられない」等の議論の記載は差し控えさせていただきます。無意味ですし、法令で定められている以上、国会(国会議員)に働きかけるしかない話ですので。
現実問題としてお困りのご相談者様にとって、今どのような行動が取れるかを回答させていただきます。
①お住まいの市区町村役場に「健康保険税減免」の制度がないか、ご確認ください。この制度は市区町村によってあったりなかったり、基準が厳しかったり緩かったりするので、まずこの点、役場にご確認ください。
②生活保護の申請をすることです。認定されるか否かは役場の生活保護課でのご相談をお願いいたします。
現在お支払中の延滞金も含めた保険税は支払わなければなりません。課長権限でおまけ、というよりも上記①の「減免」の事ではないかと思われます。
通達書類を全く見たことがなかった、という理由も通らないんです。発送すれば到着したとみなすようになっているため「見たことがない。通知を受け取っていない」⇒「それは見なかったあなたが悪い」になってしまうんです。
この制度の事を嘆いたり不満をぶつけても何も解決しませんので、まずご相談者様には上記①と②の行動・検討をすることが最重要です。
国民健康保険は市町村が保険者となって運営されておりますので、別の市町村に転居すると新住所の市町村では健康保険証が発行されることもあるようです。ただし前居住地での延滞金は追いかけてきますし、新居住地でも滞納が始まれば同じ事が起こるだけですので、抜本的な解決にはなりえません。
国保課に「生活の逼迫」という理由をぶつけて、減免措置が取れないかどうかを確認してください。体調がお悪いのに病院に行かれていないとの事、ご自愛いただきたいのと同時にその旨も理由としてぶつけて下さい。
ご参考になりましたら幸いです。