会社を経営してるんですが、現在大変厳しい状態です。融資も厳しいです。 従業員の生活もありますので、キュッシュ不足の

「3月末（業者支払）をクリアさえすれば」ということなのですね。しかしそれは最初の質問には明確には書かれていませんでしたし，現在は2月で，2月末までに自己破産をするよう，実情を知っていると思われる貴社の税理士，弁護士が勧めているとのことでしたから，事態はもっと緊迫しているのかと思っておりました。

ただ，よく考えてみれば，「いついつまでに自己破産しろ」というようなアドバイスというのも，私には想像できない話ではあって，貴社の税理士さん，そこから紹介された弁護士さんによるアドバイスに関して，実情を知らない私が意見できるものではありません。
また，確かに，会社に現金がなくなるイコール自己破産ということは一般論としていえないことは，いうまでもありませんね。
それゆえ，質問の設定に少しむりがあったかもしれないですね。

＞税理士さん、弁護士さんに相談したとき、計画など聞いてもくれませんでした。

とのこと。
ですが，貴社自身，あなたご自身の問題ですので，おっしゃるべきことはおっしゃった方が良いと思いますよ。
あなたの話に聞く耳を持たないために信頼できないということでしたら，解任して別の弁護士等に相談・依頼することも自由ですし。
ただ，税理士や弁護士が，依頼者の希 望に沿わない自己破産を決めることはないと思いますので，そうである以上，税理士や弁護士はあなたの計画を聞いた上で「自己破産しかないですね」「その計画なら自己破産せずとも良いですね」などというアドバイスをする立場にもないような気がするんですね（「自己破産せずとも良い」というのがおかしいということです。自己破産せずとも良いということは，自己破産の要件をみたさず自己破産不可能だからです）。どちらかというと，債務超過にある依頼者側が，「もうお手上げなのでバンザイしかない」と相談し，相談に応じた我々が，裁判所に対し「免責されるためには破産しかない」と説明する必要があるので，「本当に破産しかないかどうか，とりうる手段を検討する」という形が普通かなと思います。それゆえ，わたしには，あなたの説明に聞く耳を持たない弁護士等，というのが想像しづらいです。弁護士・税理士は，誰かに破産を強要する，という仕事ではないんですね。依頼者を破産させることにメリットはありませんので。

前回のご質問が，「詐欺になるのか」というものでしたから，貴社の税理士さんや弁護士さんの話を前提とすれば，いずれ確実に破産することを分かってする借り入れは，取り込み詐欺や計画倒産と同じく詐欺になりかねないとお答えしました。
ですが，税理士さん，弁護士さんの話が事実と異なるのでしたら，その限りではありませんし，原則としてキャッシング行為自体が詐欺になるということはない，というのは，前回申し上げたとおりです。
そのあたりは貴社のご事情，貴社を取り巻く実情によりけりでありますので，直接に対面し，財務諸表や事情説明を詳しく伺いながらするアドバイスとはいえない，ここJustAnswerのサイト上では，貴社にとってこれ以上的確で有益と思われる助言はできません。ここでのご質問には，最大限お答えしましたが，ぜひともご自身で直接説明が可能で，あなたの話をきちんと聞いてくれる専門家のところに直接，相談なさるべき，というのが，お話を伺った私として可能な最終的な助言です。