初めまして、行政書士のito-gyoseiと申します。
こちらは『一問一答式の質問サイト』となっております。
ご質問内容、拝見させて頂きました。
私の分かる範囲でお答えさせて頂ければと存じます。
(電話相談の案内が自動的に表示されますが、ご不要の場合は画面の『×』で消して頂けますようお願い申し上げます)
国土交通相が定める退去時の現状回復ガイドラインでは、部屋の多くを占めるクロスの耐久年数は6年とされています。
つまり、3年住んだ部屋のクロスの張り替えに10万円かかる場合、クロスの耐久年度は6年なので、居住期間が3年であればクロスの価値は50%となり、入居者が支払う原状回復費用も50%の5万円となります。
また、交通事故でドア1枚交換の際に全塗装を求めても保険会社が“絶対に”承諾しないのと同様、ご相談者様の修繕義務はペットが傷つけた箇所のクロスに留まります。
これから考えるとご相談者様が受けている請求は破格に高いと言わざるを得ず、充分に交渉の余地はあるかと存じます。
その他、様々な箇所で耐用年数などが定められています。
宜しければ下記URLもご参照ください。
現状回復・耐用年数↓
https://numatashi-fudousan.com/?p=42743
対応策として、まずは消費者被害としてお住いの地域の『消費生活センター』へご相談なさることをお勧めします。
消費生活センターでは様々な消費者トラブルに加え、場合によっては直接、職員が相手方業者と交渉も行ってくれます。
局番なしの『188』です。
土曜、日曜、祝日に利用できる相談窓口_国民生活センター (kokusen.go.jp)
賃貸住宅の敷金・原状回復トラブル(各種相談の件数や傾向)_国民生活センター (kokusen.go.jp)
下また、記は賃貸住宅でのトラブルの際に相談するところです。
もし管理会社及び大家が現状のまま納得の行く対応をしなかった場合、こちらにご相談してみてはいかがでしょうか。
賃貸人側に適切な指導をして貰えるやも知れません。
ご一考ください。
都道府県の、宅地建物取引業免許(知事免許)に関する窓口一覧(国土交通省)↓
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bf_000019.html
日本賃貸住宅管理協会
https://www.jpm.jp/
不動産流通推進センター(不動産相談)↓
https://www.retpc.jp/archives/17641/#