お返事ありがとうございます。
ご購入された「佐藤製薬のパスタロンseローション」は、尿素配合ローションで、
主に皮膚が硬くなり、ひび割れた状態に効果を発揮するローション剤です。
(かかとなど硬くなり、ひび割れたりした経験は、ありますでしょうか?
そういった状態に使用すると効果があるローション剤です)
で、相談者様の今の皮膚の状態は、皮脂欠乏性湿疹状態ですので、
このローション剤は、あまり効果がありません。
まず、接客のお仕事とうことですので、肌のうるおいを保持しないと、お化粧のノリが悪く、
ひび割れます。
肌の潤いを保持するローションやクリームを紹介させていただきます。
基本的に皮膚の脂分が不足し、肌が乾燥している場合は、
セラミドや保湿成分を多く含むローションやクリームが有効です。
お勧めは、ジョンソン&ジョンソン社のニュートロジーナエブリデイボディーリペアクリームです。
顔も含めた全身に塗ることができるクリームで、化粧品の下地としても使用可能です。
他にも、セラミド入りとの記載のあるローションやクリームであれば、効果があると思います。
また、相談者様の場合、皮膚炎も起こされていますので、保湿クリームやローションとは別に炎症を抑える塗り薬も併用されると良いと思います。
併用する炎症を抑える塗り薬としては、「ダイアフラジン軟膏」がステロイドが入っておらず、良いかと思います。
次に乾燥肌、敏感肌対策として、家庭でもできることを記載しておきますので、参考にしてください。
1:入浴時、洗顔時の注意
石鹸は、皮膚の油脂成分を落とす作用があります。
ですので、入浴時に、あまり、ゴシゴシと石鹸で皮膚をこすりますと、入浴後、乾燥が激しくなります。
なでるように優しく洗われるのが良いかと思います。
また、化粧を落とす洗顔ですが、動物性のものは、皮脂を落とす率が植物性のものに比べ高いですので、なるべく、洗顔は植物性のものを使用される方が良いかと思います。
2:入浴後は、しっかり、保湿する
お風呂に入りますと、かならず、皮脂がお湯に溶けだし、肌の乾燥が入浴後激しくなります。ですので、入浴後は、しっかりと保湿剤で保湿することで、肌の乾燥を防くごとができます。
また、入浴により、血行が良くなっていますので、入浴後は、皮膚の吸収力が良く、保湿効果が高まります。
3:便秘は、乾燥肌を増悪させる
便秘により腸の悪玉菌が増えると、皮膚の皮脂、水分が減ると言われています。
バナナやリンゴなどの食物繊維の含まれている食品を積極的に摂取したりして便秘を解消するようにしたり、
ヨーグルトなど乳酸菌が含まれている食品を積極的に摂取し、善玉菌を増やすことは、
乾燥肌対策にもなります。
以上、保湿剤、および、家庭でできる乾燥肌対策について記載しました。
何か他に教えてほしいことなどありましたら、返信ください。
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