こんばんは。
ご返信ありがとうございます。
まずセレスタミンですが、これは、ステロイドであるベタメサゾンと、抗ヒスタミン薬であるd-クロルフェニラミンの配合剤です。
ステロイドを含んでいますので、一般の抗アレルギー薬よりは強いお薬であると言えます(「相当」と言えるかどうかはわかりませんが)。
長 期的な服用に伴って、ステロイドの副作用である糖尿病や高血圧、骨粗鬆症などが発症・悪化するリスクがあります。また、ステロイドは本来、体内の副腎皮質 から分泌されるホルモンですが、外部からステロイドを摂りいれ続けることにより、この副腎皮質の機能が衰えてしまいます。このため、長期連用していたセレスタミンを急に止めると、今度は体内で本来必要な量のステロイドが分泌されなくなるため、全身的な失調を呈します。
従いまして、医師の指導の下、ゆっくりと減量する必要があります。
本題ですが、「骨にも関節にも何の痛みも異常も」無いのであれば、
APHO症候群ではなく、掌蹠膿疱症ということになります。
皮膚科疾患の診断を、視診をせずに下すことは不可能ですので、以下、相談者様が掌蹠膿疱症を患われているという前提で回答を致します。
掌蹠膿疱症は、手のひらや足の裏に多数の膿疱が出現し、乾燥し、またいつのまにか治るという経過を繰り返す疾患で、原因不明で難治の疾患ですが、免疫系の失調やビオチンというビタミンの欠乏との関連性が想定されています。
治療としては、ステロイドの外用やビオチン補充療法が行われます。
【掌蹠膿疱症】
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10O60700.html
川崎市であれば、関東労災病院の皮膚科がこの疾患の治療に力を入れていますので、現主治医に紹介状を作成してもらった上で受診されてみてはいかがでしょうか。
【関東労災病院|皮膚科】
http://www.kantoh.rofuku.go.jp/shinryoka/hifuka.htm
以上、ご参考になれば幸いです。