特許・商標・著作権
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知的財産権を専門とする者です。
会社のブランドでも商品名でもいずれでも商標権は取得できます。
例えば、ソニーという会社名で商標権を取得し、更にパソコンの商品名としてVAIOについて商標権を取得するといった感じです。
そして、ソニーはいわゆるハウスマークとしてソニー製のすべての商品に表示し、さらに自社のパソコンにはいわゆるペットマークとしてVAIOという商標を表示するといったように使用することもあります。
お菓子でも自社のすべてのお菓子パッケージにはグリコの商標を付し、さらに商品ごとにポッキーなどの商品名(商標)を表示するというような使用方法を通常はします。
したがいまして、質問者様がご自身の事業でどのようなブランド戦略をたてるかによりどのような商標権を取得するかをお決めになられることになろうかと思われます。
自社のブランド家具というのは、自社が商品の企画生産をした家具を販売するということであれば、その家具を生産したり販売する国について、その家具のデザインを保護したいのであれば各国ごとに意匠権を取得し、ブランドや商品名を保護したいのであれば各国ごとに商標権を取得することになろうかと思われます。
ブランド名を商標登録、製品デザインを意匠登録すれば良いという認識で合っています。
第35類 家具の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供及び第37類 家具の修理の2区分での出願となるのではないでしょうか。
さらに、家具等自体について保護することも考慮されるのであれば第20類 家具、机(事務机、勉強机)についても出願した方がよろしいかと思われます。