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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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ネット転売において、画像転載は違法かどうか知りたいです アシスタント:

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ネット転売において、画像転載は違法かどうか知りたいです
アシスタント: 了解いたしました。お住まいの都道府県を教えていただけますか?
質問者様: 東京都です
アシスタント: ありがとうございます。上記の他に、弁護士に事前に伝えておきたいことはありますか?
質問者様: 特にありません。

知的財産権を専門とする者です。

1時間以内に回答いたしますので、もう少しお待ちください。

質問者: 返答済み 3 日 前.
25215;知いたしました。
質問者: 返答済み 3 日 前.
12393;うぞよろしくお願いいたします。

その画像を転載しますと、著作権のうちの複製権及び公衆送信権と抵触することになろうかと思われます(著作権法21条、23条)。

一方、著作権法上の引用に該当する場合には、転載することができます(同法32条1項)。

この引用は著作権法32条1項に次のように規定されています。

「公表された著作物であって、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。」。

ここでいう「公正な慣行に合致し」及び「引用の目的上正当な範囲内」の内容は、実際には著作物(文章、写真、イラスト、動画など)の性質、引用の目的、必要性、量、内容、方法等を考慮して、社会通念をもってケース・バイ・ケースに判断されているようです。旧著作権法の事案ですが、パロディー事件の上告審判決では、以下の要件をすべて満たす必要があるとされています。

①公表された著作物であること

②明瞭性→引用する側の著作物と、引用される側の著作物との区別が明瞭であること。

③付従性→引用する側の著作物(本件では「画像を掲載するウェブページ全体」)が主体で、引用される側の著作物(本件では「画像」)が従たる存在であること。要するに引用される側の著作物が引用する側の著作物の中に吸収されており、引用される側の著作物がメインであるような内容になっていないということです。

④必要最小限→引用の範囲が引用の目的上必要最小限の範囲であること。例えば、引用される側の著作物が、必要以上にたくさん引用されているような場合には、引用の要件を満たさないと判断される可能性がでてきます。また、画像であればあまり鮮明であればこの要件を満たさないと判断される可能性がでてきます。

⑤引用の目的が報道、批評、研究等であることです。報道、批評、研究等の目的でないと判断されるときは、正当引用とは認められないこととなります。ただし、これらは例示であって、これ以外の目的であっても、その著作物を引用せざるを得ないような必然性があれば、この要件を満たすものと考えられます。

また、元の著作物を引用するにあたりましては、出所を明示する必要があります(著作権法48条1項1号)。例えば、著作者名(氏名、雅号、サイン、略称など)、会社名やURLなどの明示が必要となります。

これらすべての要件を満たす場合には、著作権者の承諾を得ずに利用できると旧法下の上告審判決ではされており、実務上もこの要件を重視しています。この「利用」は複製のみならず、オンラインなどの公衆送信(放送、ネット配信など)など利用方法が限定されません。

質問者: 返答済み 3 日 前.
12372;連絡ありがとうございます。
言葉が難しいので、なんとなくしか理解していませんが、
メルカリでの出品情報として画像を拝借し、別のプラットフォームで使用することは「引用」に該当するということでよいでしょうか?

引用に該当するのは先にご説明したように細かい要件をすべて満たさなければなりません。特に、「報道、研究、批評」やこれらに類似するような目的がなければ引用とはなりませんので、メルカリの画像を転載する行為は引用に該当するのは難しいと思われます。

質問者: 返答済み 2 日 前.
12377;なわち画像をしようするだけでは、著作権のうちの複製権及び公衆送信権と抵触することに該当するということですね。批評や研究というと、言葉でいくらでも言えそうなものだと感じているのですが、
指摘があった場合どのようにこれらを証明する必要がありますでしょうか?

例えば、商品構造の研究のためにその構造を表す画像が必要であるとか、その商品よりも他の商品の方が性能が優れていることを写真で表すことができる場合には、その画像を引用するとか、その商品が爆発して事故を起こした場合に、その商品の写真を引用するとか、そのような「報道、研究、批評」そのたその写真を使用する必然性がある場合です。

そのため、本件のご質問内容において、引用のご説明は適切ではなかったかもしれませんこと、この場でお詫びいたします。

なお、商品の販売において、写真の転載が認められるのは非常に難しいということをご理解いただけたら幸いです。

質問者: 返答済み 2 日 前.
12381;ういうことですね。
理解いたしました。
ご丁寧にありがとうございます。ちなみにこちら訴えられた場合に処罰が発生するという認識でよろしいでしょうか。
またその処罰等はどのようなものになりますでしょうか。

民事としましては差止請求(著作権法112条)と損害賠償請求(民法709条)の対象となり、刑事罰としまして。10年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金またはこれらの併科となります(著作権法119条1項)。

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質問者: 返答済み 2 日 前.
25215;知いたしました。
ありがとうございます。

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