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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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電子データの再販売(リセール)についてご質問があります。 アシスタント:

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電子データの再販売(リセール)についてご質問があります。
アシスタント: 了解いたしました。お住まいの都道府県を教えていただけますか?
質問者様: 茨城県です
アシスタント: ありがとうございます。上記の他に、弁護士に事前に伝えておきたいことはありますか?
質問者様: 1. 正規の料金で購入した音楽や映画を電子データにして他人に売ることはできますか?
質問者: 返答済み 8 日 前.
38651;子データ(書籍、音楽、映画)を取り扱った再販ビジネスを考えており、
1. 購入した電子データを他人に販売するのは適法でしょうか?
2. 購入した書籍、CD,DVDを電子化するのは適法でしょうか?
3. 2で電子化したものを販売するのは適法でしょうか?
よろしくお願いいたします。

知的財産権を専門とする者です。

少しお待ちください。

購入したデータをそのまま転売する行為は著作権法上、問題がございません。

著作権には譲渡権という権利があるのですが、この譲渡権につきましては原作品又は複製物の所有者の所有権に対する制限となり(原作品又は複製物を購入しても著作者の承諾がなければそれを公衆に譲渡できないのですから)、商品の自由な流通の障害となりますので、原則として1回の適法な譲渡によって消尽することとし(ファースト・セール・ドクトリン)、それ以降、原作品又は複製物に対しては譲渡権が及ばないこととなります(著作権法26条の2第2項)。つまり、譲渡権とは基本的には著作者が1回だけ流通に関与できる権利です。

したがいまして、質問者様が正規に流通された電子データ(書籍、音楽、映画)を購入、それを複製せずにそのまま転売する行為は譲渡権の侵害にはならない、すなわち再販は可能ということになります。

一方、購入した書籍、CD,DVDを電子化する行為は、著作権法上の複製となり(同法2条1項15号)、複製権と抵触することになります(同法21条)。私的使用の目的で使用する者が自ら複製(電子化)する行為は、問題ないのですが(同法30条1項)、販売目的の場合には、私的使用の目的とはなりません。

そして、電子化したものを販売する行為は、そのままの転売とは異なりますので、譲渡権と抵触することになろうかと思われます(26条の2第1項)。

質問者: 返答済み 8 日 前.
12354;りがとうございます。
電子書籍やダウンロード音楽をそのまま再販する分には適法ということですね。ちなみに、電子書籍でマーカーや付箋が付けられると思いますが、自分のマーカーが付いた電子データをそのまま再販するのは適法でしょうか?
質問者: 返答済み 8 日 前.
12414;た、本の要約を販売する場合には、著作者の許可がいるでしょうか?

そのままの再販は問題がございません。

著作権には翻案権という権利がございます(同法27条)

「著作者は、著作物を翻訳し、編曲し、変形し、脚色・映画化・その他の翻案をする権利を専有します。」そして著作物を翻訳し、編曲し、変形し、脚色・映画化・その他の翻案をすることにより創作した著作物は二次的著作物となります(同法2条1項11号)。

そのため著作者以外の者は著作者の許諾なく二次的著作物を創作することができません。

この翻案とは、最高裁の判決では、「既存の著作物に依拠し、かつ、その表現上の本質的な特徴の同一性を維持しつつ、具体的表現に修正、増減、変更等を加えて、新たに思想または感情を創作的に表現することにより、これに接する者が既存の著作物の表現上の本質的な特徴を直接感得することのできる別の著作物を創作する行為をいう」としています。

少し分かりにくいかもしれませんが、簡単に申しますと、原著作物(本件では電子データ)を現に見ながらまたは以前見た記憶をたどりながら、それに変更を加えて新たな著作物(本件では質問者様の付したマーカーの付いた電子データ及び要約)を作成した場合に、その新たな著作物から原著作物を直接感得(直感)することができる場合には、翻案となろうか思われます。

また、著作者人格権の一つとして、「同一性保持権」という権利があります(同法20条)。

同一性保持権とは、著作者の意に反して著作物及び題号の変更、切除その他の改変を受けない著作者の権利をいいます。著作物は創作により著作者の著作物として完結しており、これに意に反する改変等を加えられることは著作者の人格的利益を害することからこの権利が認められております。

判例では、原作にない句読点を2箇所入れる行為がこの同一性保持権を侵害すると判示したものがあります。

そのため、要約する行為はこの同一性保持権や翻案権と抵触する可能性が高いものと思われます。また、マーカーを付す行為は、翻案権とは抵触しないかもしれませんが、同一性保持権と抵触する可能性は否定できないものと推察されます。

したがいまして、著作者の許諾が必要となるものと推測されます。

質問者: 返答済み 8 日 前.
12354;りがとうございます、とても分かりやすい回答で理解できました。
また後日この件に関して質問をさせて頂くと思いますので、このコメント欄は残しておいてもよろしいでしょうか?

本サイトのビジネスモデルをご説明しますと、最初の質問時に、ご質問内容とその際の提示された報酬額を専門家は比較衡量して採算が採れると判断した場合にご質問に回答することとしております。

そのため、最初のご質問に対する専門家の回答に不明な点等があればその点を明確にするための再度のご質問はできますが、最初のご質問に回答している場合において、それとは直接関係のないご質問をされますと、実質的に2件以上のご質問となり、当サイトのビジネスモデルが成立しません。

そのため、当所のご質問にご納得のいく回答を得られた後に、別のご質問をする場合には、一旦、大変申しわけございませんが、プラス評価していただいた後に、再度、新たなご質問とそれに対する報酬額を提示したうえで、再質問をしていただきますようお願いいたします。

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質問者: 返答済み 8 日 前.
30003;し訳ありません、了解いたしました。

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