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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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整体での施術方法を商品化したいです。 三重県, ありません。

ユーザー評価:

整体での施術方法を商品化したいです。
JA: 了解いたしました。お住まいの都道府県を教えていただけますか?
Customer: 三重県
JA: ありがとうございます。上記の他に、法律の専門家に事前に伝えておきたいことはありますか?
Customer: ありません。
質問者: 返答済み 11 日 前.
20250;員登録しましたので、詳しく再度説明させてもらいます。
来年の1月に開業予定の整体院での施術方法を法的に守っていただきたいです。商標や特許についてのお話を伺いたいです。

知的財産権を専門とする者です。

了解しました。

もう少しお待ちください。

施術方法を法的に守ることができるのは、その施術方法をノウハウとして保護するか又はその施術方法が何らかの自然法則を利用している場合には特許出願をして特許権を取得するか又はその施術方法そのものではなく、その施術方法が何らかの機械や器具を用いるものであれば、それらの機械や器具について特許出願ないし意匠登録出願をして特許権や意匠権を取得するという方法によって、保護することになろうかと思われます。

まず、施術方法をノウハウとして保護するには、その施術方法を施しているのを見ただけでは、その施術方法を真似することができない場合でなければなりません。

すなわち、その施術方法には、表面上では把握できないノウハウや秘伝(例えば、指圧する場所、ツボや押し方、圧のかけ方、それらの組合せなどに従来にない独特の手法が編み出されたような場合)のようなものが存在する場合に限り、それを文章化したり、電磁的な記録媒体に記録したりして、営業秘密とすることで不正競争防止法における営業秘密として保護する方法です(不正競争防止法2条6項)。

この営業秘密とするには条件があり、①その施術方法が秘密として管理されていること(すなわち、その施術方法を公で実施してもそのノウハウを知らなければ真似をしても同様の効果を発揮することができないものであり、その施術方法と同様の効果を発揮させるためのノウハウを記載した文章等を誰にも知られないように管理・保管していること)、②事業活動に有用な情報であること、③そのノウハウが公然と知られていないこと、この3要件をすべて満たす場合には、営業秘密として保護されます。

この営業秘密を盗んだり、詐欺などで入手したり、その営業秘密を使用したり(すなわち、そのノウハウを知得して同じ効果を発揮する施術方法を利用したり)、そのノウハウを第三者に開示したりしますと、民事として差止請求(同法3条)や損害賠償請求(民法709条)ができ、また、刑事罰の対象ともなります(同法21条等)。

次に、特許ですが、特許の対象は発明であって、発明とは「自然法則を利用した技術的な思想の創作のうち高度のもの」です(特許法2条1項)。

施術方法そのものは、人間(整体師)の手、指などの動きによって、患者を治癒・治療をするものですので、自然法則を利用したものとはならず、発明に該当しないものと思われます。

ただし、その施術方法をするに際して、例えば、電極やセンサーなどを患者の体に取り付けて、そのデータを見ながら施術するといったような自然法則を利用して施術するものでしたら、発明となり、特許の対象となります。

また、その施術方法を行うに当たって、機械や器具などを用いる場合には、その機械や器具が新規であれば、それらについて技術面から特許を取得したり、デザイン面から意匠権を取得したりして、その施術方法を質問者様が独占的に実施することができます。その場合、第三者が無断でその特許品や意匠を実施しますと、民事や刑事での対応をすることができます。

以上ご説明した方法であればその施術方法を保護することができるものと思われます。

質問者: 返答済み 11 日 前.
12354;りがとうございます。
理解出来ました。
特許は私の考えているものとは違うものでした。
私たちの施術は、呼吸に着目して行うもので、今まで色々勉強してきた中で培ってきたものです。
一連の流れは私たちのオリジナルのものですが、一部分だけを見ると他の方もされているものも、中にはあります。
それはもう保護の対象にはならないのでしょうか?
一部は他の方がされていても大部分がオリジナルであれば、ノウハウとして保護対象になろうかと思われます。
その既に使われている一部だけでは、質問者様の施術方法を行えないわけですから、一連の流れで判断されるものと思われます。
質問者: 返答済み 11 日 前.
12354;りがとうございます。
では、保護を受けるには具体的にどのようなことをすれば良いのでしょうか?
質問者様自身で、先にご説明したように3つの条件を満たすように、ノウハウを記載した文書、マニュアルといったものを極秘として厳重に管理するとこです。
そのノウハウが盗まれたりして施術方法が真似された場合に訴訟を起こして裁判所で争うことになった場合に、きちんと秘密管理していたことを立証できるように、秘密管理していることが重要となります。
商品化について少しご説明させていただきますのでもう少しお持ちください。

商品化につきましては、例えば、施術方法の映像化したものとか、マニュアル化したものにつきましては、それらは著作物となり得ますので、著作権が生じる可能性がございます。

著作権は著作物の完成と同時に自動的に生じますので(著作権法17条2項)、登録、申請、手数料などは不要です。ただし、後の訴訟となった場合には、著作者や作成日を立証する必要がありますので、その証拠とするために、文化庁に対して登録手続をしておいた方が立証しやすくなろうかと思われます。

質問者: 返答済み 10 日 前.
12354;りがとうございます。
まずはノウハウの書類を作成してそれを秘密に保管するということですね。
まずそれからとりかかります。
それが終わったら次に申請の手続きでしょうか?

そうですね、ノウハウの書類に「極秘」とか「部外秘」とか「社外秘」といった表示を付したり、鍵付きの金庫に入れたり、社内管理規定などにその書類が重要書類であり、取扱には注意とか、管理責任者を定めるとか、利用するには責任者の承諾を必要とするとか、持ち出し禁止、持ち出し簿への記載、返却記録、電子データとしてパソコンで利用する場合には、IDとパスワード、セキュリティ対策(ファイアウォールなど)、アクセスできる者を制限、営業秘密に関する社員研修など、企業の規模に応じて客観的に秘密管理していることが分かるような管理をしている必要があります。そしてそれを立証できるような証拠なども必要です。不正競争防止法での「営業秘密」に該当するには、厳格な管理が必要となります。

商品化したものにつきましては、文化庁への登録した方が立証が容易となります。

文化庁の「登録の手引き」が参考になろうかと思われます。不明な点の問い合わせ先も掲載されています。以下にURLを掲載しておきます。

「https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/toroku_seido/pdf/r1392469_01.pdf」

なお、例えば、映像化したり、マニュアル化したものは、その「表現」が著作物として保護されます(アイデアは保護されません)。すなわち、その映像やマニュアル、文章を複製したり、ネットに掲載したり、販売したり、レンタル等すれば著作権の侵害となりますが、その映像やマニュアルを正規に購入などして、その施術方法を会得した者が、そっくり同じ施術方法で商売をはじめても著作権侵害とはならないということにご注意してください。あくまでも、映像そのもの、文章そのもの(表現)のみが著作物として保護されるということです。

質問者: 返答済み 10 日 前.
12431;かりました。ありがとうございます。
私が当初考えていたことは、
私の彼が整体を開業するので私が物件を買ってそこを毎月彼に賃貸で貸してキャッシュフローを生む、そして彼の整体は施術を法律で保護してもらってその施術に人気が出ればそのノウハウを売っていきたいと考えておりました。
そのためには商品名の横によく付いている®️や™が必要だと思っていたのですが、そうではなく、著作権として保護するだけで、施術名の横には®️や™のようなものは付かないということですね。
ありがとうございました。
また、整体開業についても色々と相談したいことがあるので、まとまり次第こちらからまた連絡させて頂きます。詳しいお話が聞けて良かったです。すごくためになりました。ありがとうございました。
®️やTMは登録商標のマークですので、著作権とは関係ありません。
また、知的財産権に関することでしたらご質問に対する回答ができます。
なお、評価していただきますようお願いします。
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