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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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著作権について質問です。

ユーザー評価:

著作権について質問です。
家庭教師をしているのですが、生徒に解説した教科書の問題は動画でユーチューブなどにアップロードしてもようのでしょうか? または教科書の著作権があるのでアップロードは基本的には禁止ですか?公開しても良いのは、その他の自分の生徒に限りますか?
または、自分のホームページで限られた生徒のみ閲覧することは可能でしょうか?

知的財産権を専門とする者です。

教科書の問題は創作性がある限り著作物となり、著作権が生じています(著作権法2条1項1号)。

そのため、著作物たる問題を無断でYouTubeなどにアップロードしますと、著作権のうちの公衆送信権の侵害となります(同法23条)。

一方、著作権の保護期間が経過している場合、著作者の死後50年ないし70年が経過しているもの、または法人等が著作の名義を有しているものは、公表後50年ないし70年経過しているものは、利用しても問題ございません(同法51条~53条)。

それ以外は、ご質問にある限定を付けた場合であっても、公衆送信権の侵害となってしまいます。

本回答内容について何かご不明な点がございましたらご質問してください。

特になければ評価していただけませんでしょうか。

評価していただかなければ専門家には料金が支払われないこととなります。

ご配慮のほどよろしくお願い申し上げます。

質問者: 返答済み 12 日 前.
21109;作性がある限りとありますが、公式・歴史的史実・数式などは創造物にならないと思います。創作性に当たらない問題とはどのようなものかを詳しく丁寧に説明していただければと思います。また、東大の過去問など難しい問題は数式だとしても創作性があると考えるのでしょうか?

「著作物」とは、著作権法上「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」と規定されています(著作権法2条1項1号)。

すなわち「創作的」な「表現」について著作物であるとされ。著作権が生じます。そのため、「創作的な表現」でないものは著作物とはならず、著作権は生じません。

この「創作性」とは、完全な独創性までは要求されておらず、また、学術性や芸術性の高さも求められてはおらず、何らかの個性が現れていればよいとされています。もう少しくだけた言い方をしますと、他人の著作物の「模倣」でなければ、創作性は認められるといった程度のものといえます。

ただし、いくら先行する他人の著作物の模倣ではなく、著作物に当たると主張しても、人事異動や死亡記事などの事実の伝達にすぎない雑報や、単なる日々の社会事象をそのまま表現したに過ぎない時事の報道については、著作物とは認められません(同法10条2項)。

また、「表現」について著作物の対象としていますので、何らかの形(言語、写真、美術作品、建築物、地図、音楽など)として表現されておらず、単なるアイデアにすぎないものについては、それが創作性のあるものであっても、著作物とは認められません。そのため、そのアイデアのみを模倣し、異なる表現とした場合には、著作権の侵害とはなりません。

また、「思想又は感情」の「創作的な表現」が著作物として認められますので、例えば、「東京タワーの高さが333メートルである。」といった事実そのものを表現したにすぎないものや、月の軌道データのような自然科学上の事実、電車のダイヤ等のデータ、時刻表、理科年表などデータをほぼそのまま記載しているにすぎない文章は、「思想又は感情の創作的な表現」とはいえず、「著作物」には該当しません。

さらには、日常の挨拶文(時候の挨拶文、転居通知、出欠の問合せなど)、商用文(物品の発注、代金の督促など)、スポーツやゲームのルール自体(ルールの解説書は除く)、題号(映画、書籍、CD等のタイトル)のようなものも「思想又は感情の創作的な表現」ではないといえます。

上記のような創作性のないもの(単なる事実やデータなど)と共に、著者独自の(説明)文章も掲載されているような場合には、そのような独自の文章と創作性のない部分(単なる事実やデータ等)を併せた全体に対して、著作物と認められる可能性はあります。

その場合であっても、単に創作性のない箇所(上記の例では事実の伝達にすぎない雑報部分、時事の報道部分、データ部分、創作性のない写真等)のみを利用しても、その部分が著作物でない以上、その利用は著作権の侵害とはなりません。

要するに、模倣ではなく著者独自の何らかの個性が表現されている箇所は「創作的な表現」と認められ、「著作物」に該当し、「著作権」が生じていますので、その箇所を利用した場合には、著作権の侵害になります。

これらの一般的事項から判断しますと、ご質問にある「公式・歴史的史実・数式などは創造物にならないと思います」につきましては、それらを何ら工夫せずにそのままの記載したようなものは創作性は認められず著作物にはならないとおもわれます。一方、歴史的事実であっても、それを独創的な「表現」で記述している場合には、創作性ありとして著作物となる可能性があろうかと思われます。

要するに、創作的な表現であるか否かで判断が分かれることとなります。

なお、「東大の過去問など難しい問題は数式だとしても創作性があると考えるのでしょうか? 」についても、問題が難しいか否かではなく、創作性があるか、ありふれた表現で記載されていないか、といったことで判断されます。

質問者: 返答済み 12 日 前.
12354;りがとうございます。では、公式について質問している場合「もう少し説明してください。理由を教えてください」は、創作的な表現ではないので、解説をして、友人や生徒にくばったとしても問題ないと解釈して良いのでしょうか? それらを「独自の質問サイト」として自分のホームページにアップしても問題ないと解釈して良いでしょうか?

「もう少し説明してください。理由を教えてください」の表現に創作性があるとは言えないと思われますので、著作物と判断される可能性は低いものと思われます。そのため、それをホームページへアップその他の利用をしても問題はないものと思われます。

patent777をはじめその他2 名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 12 日 前.
12354;りがとうございます。大変わかりやすいご説明をありがとうございました。

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