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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
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デザインの版権についてご相談があります。 現状, 東京都です。

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デザインの版権についてご相談があります。 現状
JA: 了解いたしました。お住まいの都道府県を教えていただけますか?
Customer: 東京都です。
JA: ありがとうございます。上記の他に、法律の専門家に事前に伝えておきたいことはありますか?
Customer: 2018年10月に会社のロゴデザインを知り合いに依頼しました。その際に版権などの契約書は交わさず、制作のみして、費用をお支払い致しました。その際に、押印などはしておりません。データはこちらで保持しております。2020年1月になり、そのロゴデザインを会社の広告で使うことになりました。その際、それを使用しても問題ないでしょうか?当初は買取で考えていたのですが、先に述べたとおり契約書も結んでないので、使用は問題ないのではないかというのが、我々の見解です。一応、ロゴデザインをしたデザイナーにも確認したのですが、「(原文)もう版権の事とか諸々、説明するのも面倒なので、どこかに外注してください。」とのお返事です。

知的財産権を専門とする者です。

契約書を交わさずに口頭で契約した場合、後々になって、デザイナーとトラブルになったとき、お互いがどこまで合意していたかということが争点になろうかと思われます。

そこで、まず、著作権は原始的にはそのロゴを制作したデザイナーに帰属することになります(著作権法2条1項2号、同法17条1項)。著作権を依頼者たる質問者様に譲渡する契約をしていない限りは著作権はデザイナーに帰属することになります。

一方、質問者様は料金を支払ってロゴデザインの製作を依頼し、デザイナーは受託してロゴを制作し、そのデータを依頼者たる質問者様に渡したという場合には、少なくともそのロゴの使用について合意があったものと考えるのが普通だと思われます。そのため、そのロゴを使用することに関しては問題はなかろうかと推察されます。

ただし、著作権は譲渡されていませんので、ロゴを改変しますと、著作権のうちの翻案権(同法27条、28条)や著作者人格権のうちの同一性保持権(同法20条)と抵触する可能性があろうかと思われます。

また、そのロゴを印刷して複製物を販売したり貸与しますと譲渡権(同法26条の2第1項)や貸与権(同法26条の3)と抵触する可能性があろうかと思われます。

したがいまして、少なくとも使用しているだけであれば著作権法上の問題はなかろうかと考えられます。

質問者: 返答済み 7 ヶ月 前.
12372;回答ありがとうございました。もう一点、質問があります。そのロゴのデザインを改変せずに商標登録することについては問題ないでしょうか?
質問者: 返答済み 7 ヶ月 前.
12371;のようなサイトがあります。
http://xn--dckc6ac6a2e3a0a6gtj9hv517b6i1c99wa024cckzb.com/logo-of-copyright

そのロゴについて商標登録出願をして商標登録を受けることに関しましては、商標法や著作権法の問題は生じないものと思われます。すなわち、違法なく商標登録を受けることが可能です。

ただし、商標登録後に商標権の効力が制限されることとなります。すなわち、その登録商標が商標登録出願前に生じた著作権と抵触することになりますので、登録商標を使用することはできないこととなります(商標法29条)。

また、契約(民法)上の問題として、デザイナーがそのロゴを使用することは認めているが、商標登録することまでは認めていない、という認識でいる場合には、契約書が存在しないため、係争に発展する可能性はあろうかと思われます。

したがいまして、商標登録をする場合には著作権者であるデザイナーの許諾を得ておいた方がよろしいのではないかと思われます。できれば、対価の支払いが生ずるかもしれませんが、著作権を譲り受けるのがベターかと思われます。

なお、ロゴには、文字のみで構成されているものと、図形(又は図形と文字の結合)で構成されているものが考えられますが、前者の場合は、著作物となるための要件である「創作性」が否定され著作権が生じない可能性が高いのですが、後者に関しましては、ありふれたものでなければ「創作性」が認められ著作権が生じる可能性があります。本件では、デザイナーによるものですので、著作物となる可能性が高いのではないでしょうか。

patent777をはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 6 ヶ月 前.
12372;丁寧に回答頂きまして、誠にありがとうございました。
無事に解決したことをご報告致します。

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