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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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音楽配信サイト 「スポティファイ」の音楽を ダウンロードできるアプリ sidify musicを使用して

ユーザー評価:

音楽配信サイト
「スポティファイ」の音楽を
ダウンロードできるアプリ
sidify musicを使用して
音楽をダウンロードする行為は、
日本の法律上、
何か問題はありますか?

知的財産権を専門とする者です。

スポティファイに限るものではないのですが、基本的に私的使用の目的で、自ら、音楽等の著作物をダウンロード(著作権法上は「複製」、同法2条1項15号)する行為は、著作権の侵害とはなりません(同法30条1項柱書)。

ただし、「著作権を侵害する自動公衆送信(国外で行われる自動公衆送信であって、国内で行われたとしたならば著作権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、その事実を知りながら行う場合」は私的使用の目的であっても複製権の侵害となります(同法30条1項3号)。

要するに、スポティファイに違法にアップロードされた音楽があったとして、その事実を知りながら音楽ファイル等のデジタル方式で録音(ダウンロード)しますと、複製権の侵害となってしまいます。

一方、そのような違法でない音楽の私的使用目的の録音であっても、契約(スポティファイの利用規約など)により、録音を禁止している場合には、複製権の侵害となる可能性があります。

これは学説上、争われている論点でして、法律で著作権が制限されている規定を契約で変更できるか?という問題です。いわゆる「オーバーライド」といわれるもので、この私的使用目的の複製の規定(同法30条1項)が「任意規定」であれば、契約で権利制限を認めないことができ、反対に「強行規定」であれば、契約で変更することはできず、法律の規定の通り、私的使用であれば著作権が制限されるということになります。

未だ、明確な見解がさなれていないので、はっきりとはいえないのですが、リスクを回避するのであれば、スポティファイの利用規約に録音・複製等が禁止されているのであれば、ダウンロードは避けた方がよろしいかもしれません。

質問者: 返答済み 3 ヶ月 前.
12300;明確な違法行為ではない。」
つまり「警察には逮捕されない。」という解釈で、
良いでしょうか。

少なくとも違法にアップロードされた音楽について、それが違法であることを知ってダウンロードしますと著作権侵害となり、刑事罰の対象となりますが、違法にアップロードされていない音楽のダウンロードや違法にアップされた音楽であっても違法であることを知らずにダウンロードする場合には、著作権の侵害にはならないということです。

ただし、スポティファイの利用規約等にダウンロードが禁止されている場合に、ダウンロードしますと、民法上の契約違反として債務不履行による損害賠償請求の対象となる可能性が出てきます(民法415条)。

これは民事によるものですが、わが国の損害額は実損分が限度ですので、制裁的な金額が追加されることはありません。

例えば、ダウンロードした曲数に単位数量当たりの利益額を乗じて得た額を損害額とする、といったような額になろうかと思われます。

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